高知県政の課題とは
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今週のゲストは、高知県議会議員の池脇純一さんです。今日のテーマは高知県政の課題とはです。国の「三位一体改革」の影響が及ぼす高知県への影響は多大なものであると思います。 高知県政の課題いろいろあると思いますが、一番大切な課題は何であると思いますか? |
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私は教員出身ですので、若い世代に目が向いてしまいます。青少年というのは教育の分野でよく言います。今は青年対策が大事ではないでしょうか。特に就労問題は特に深刻な問題であると思います。 フリーターが多いですね。外国のフリーターと日本のフリーターは質が違っています。その違いを本人達がわかっていないことが問題です。 |
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ストーリーダンスをする若者達。彼らが明るくなければ、二歩の未来は暗いと言えます。 | |
私も就職を控えた子供がいます。5月までに決まらなければアウト。同級生の子供達も同様で、大学へ進学しても就職できないようになっている学生も多いようです。 若い人の職業選択の意識。考え方が弱いように思います。よく議論されていません。 高校生の子供もいますが、進路選択は、自分の学力に対応した偏差値指導はあります。しかし自分の好みや、やりたいことから進路選択、職業選択するために学校を選択すると言う指導もなにもないようですが・・。 |
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言われるとうりですね。ですから村上龍が「13歳のハローワーク」が100万冊のベストセラーになりました。その現実が如実にそれをあらわしていると思いますね。 自分の職業観を高めるためにフリーターをアメリカではしています。キャリアアップや資格取得をしています。定職につかずにフリーターをしています。日本の場合は「とりあえず」フリーターをしています。そのギャップが大変です。 |
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やはり若者の就労対策は他人事ではありません。政策面でサポートする仕組みができたのでしょうか? | |
まだ十分ではありませんが、「ジョブカフェ」と言う施設が全国に出来ています。 | |
ジョブカフェ高知の様子。若い人たちが訪れています。
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ジョブカフェこうちもで来てていますね。予想以上に人が来ているそうです。相談内容からも深刻さが感じられると言われていました。 一方フリーターが増えると言うことは社会にとっても良いことではないのですね。 |
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日本の社会は「やり直しを許さない社会ですね。アメリカのフリーターは「自分の適性にあった職業を積極的に探している」のです。主体性がありますね。日本の青年はそういう姿勢がある人はすくないのです。 | |
ジョブカフェを活用して「人生の目標設定」を立てることが必要であるということですね。 | |
ジョブカフェも自分の「適性」「能力」を正確に判定し、将来の職業選択をしていく場合のアドバイスをしています。この仕事をして見たいとなったときに、どのような資格がいるのか、技術がいるのかをアドバイスします。 | |
池脇さんが所属されている「公明」の高知県政に対する政策提案は、いくつかありますか?おかまいない範囲でご紹介ください。 現在の高知県政の最優先課題を上げるとすれば、それは何でしょうか ?「少子・高齢化」対策なのでしょうか。若者の就労対策なのでしょう か? |
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津波対策の可動式の堤防を県議団で視察されています。南海地震対策も、県政の重要課題のひとつです。 | |
青年対策ですね。公明党は若者の就労対策、フリーターの就労対策としまして、主労環境を整えるためにジョブカフェを設置しました。若い人はやりたい仕事がない。やりたい仕事が見つけられないのが大事であると思います。 若い人の「職業観」が育っていない。なんとなく「週休2日で、高給の取れる仕事」とかいうものしかない。自分の能力を考えていませんね。 |
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あと若者達が、会社を起こしたり、ビジネスを展開したり出来るようなサポートも必要になるのではないでしょうか。 | |
起業化というものになるのですね。またこのジョブカフェとは異なる観点からの支援は必要になってくると思いますね。 | |
ビジネスプランコンテストの様子です。若者達がプレゼンをしています。
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