高知の未来を明るくするために
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今週のゲストは、高知県議会議員の池脇純一さんです。今日のテーマは「高知の未来を明るくするために」でお話を伺います。 若者の就労率の低下傾向や、長引く不況、国からの補助金額の削減など高知県を取り巻く情勢はきびしいものがあります。そのなかで池脇さんは「児童生徒に防犯ブザーの携帯」や「乳幼児医療費補助の増額」などを実現させました。 高知の未来を明るくするために、限られた財源にてどのような手を打つべきなのでしょうか?また「県民と政治のありかた」についてのお話を伺いたいと思います。 県民に対するメッセージなどありましたら、よろしくお願いします。 |
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そうしますと。政治や政治家というイメージが宜しくないのが日本です。それはどういうところに要因はあると思われますか?政治には力があり、いろんな政策を実現したりするのに、投票率(政治への参加率)が低いです。どこに問題があると思われますか。
これは「政治に対する国民の捉え方」になると思います。今は誰も自分の子供さんを政治家にしたいという親御さんはいないと思います。
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収録風景です。「教育」「福祉」「若者」問題を中心に、お話をいたしました。 | |
リーダー(指導者)をつくる教育や、社会的背景が日本の場合は弱いかなということになるのでしょうか? | |
そうですね。政治の影響力は大変大きいですね。それに対する認識の問題があると思います。主権在民ですね。国民が政治をリードしていくことになります。日本の政治を良くして行く事ができますね、 政治家だけに努力を要求していくだけでは、政治は良くなりません。 |
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津波制御門を視察する県議団
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工事関係者の説明も県議団で聞いています。
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高知県立文学館などで、高知の先覚者の業績を見ると驚かされます。英語も出来,漢詩も書き、教養もあり、社会に貢献しています。その人は30台で夭折しています。そんな人いたちが昔は高知にもごろごろいたようですが・・・ | |
それは彼らの持っている「使命感」ではなかったかと思います。彼らの知識程度は今の時代なら持っている人は、ありきたりにたくさんいます。平穏な時代には、マイホーム主義になり、表へ出ません。 国や地域の生活を比較したときに当時は、生活レベルに格差があり、身分制度があり、個別に見ていけば昔は不幸な境遇の人たちはたくさんいましたね。でも当時はそのことを不幸だと言えませんでしたから。誰かが代表して言いいました。武士階級の青年達でしょうか。その発言には重みがありました。 |
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登校拒否やいじめなどが、過去最高の数字を記録したとの報道が最近 ありました。地域社会と教育現場を繋ぐ役割をどのように再構築すれ ばいいものでしょうか? | |
子供達を一個の人格として、子供社会の中で認められなくなった。それがひとつの問題です。相手に対する思いを「冗談」でやっています。良いことと悪いことの判断が出来なくなっています。 いじめる側もだれからいじめられています。たとえば両親から「勉強しなさい」と常に言われ続けていたりします。家の中では良い子でいる。そのはけ口がいじめになる。被害者も加害者もどちらも傷を持っているのではないかと思います。それは社会問題になってきていると思いますね。 |
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ある高校の文化祭風景です。精一杯の自己表現があるようです。 | |
社会問題と言いますと自殺の問題があります。自殺者は年間3万人を超え(交通事故死者の倍)、うち3分の2が中高年世代です。子供達の問題も深刻。若者の就労対策も大変。中高年世代もまた大変なのですが。 高齢化社会にもなっています。考えれば暗いイメージが先行します。そうではない考え方、理念などが、信念などがあれば、生涯学習の話も伺いましたが、未来を明るくする考え方があるのではないのでしょうか? |
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人間の原点に戻るということです。人間を信頼していく。今注目されているのは人間革命ということですね。それは旧ソ連のペレストロイカを推進したゴルバチョフさんのしたことは、人間革命であると思います。 すなわち「人間の強さを信じ。自分自身を限りなく信じ。そこに挑戦して自分を変えていく」という挑戦ですね。自分自身を革命していく。そこの部分をこれから求められていく。そうした部分を克服できるのではないかとおもいますね。 |
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辛いことや、悲しいことがあったとき、社会のせいや他人のせいにするのではなくて、自分をこういう風に改革すれば、世界は変わる。そうした考え方なのでしょうか? | |
そうですね。人間には限りなく強い生命力があります。どんなことがあっても、乗り越え、自分自身を信じていく。その挑戦ですね。 | |
それは人生において、必要な考え方だと思われますか。 |
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思いますね。そういう人は、どんな生活環境や、社会環境にあっても笑顔があるのではないでしょうか。 | |
9月番組に戻ります |