「まず政治の役割は大きいのですが、限界もあります。政治に期待しすぎますと失意もまた大きくなります。政治体制がどうであれ、生き抜いていく考え方も必要だと思います。」
政党として「マニフェスト」を出すことは大変なことです。今までの「公約」とは違います。マニフェストは契約ですから。マニフェストは政党評価になりまので。実現可能なものしか書いてはいけないのです。
国民が賢くなれば、政治が良くなります。国民を賢くなるには教育の力です。イギリスでは政治家は国民に尊敬されています。政治家は人格、見識を問われて、国民の憧れの職業なのですから。イギリスは政治を大事にしているからです。日本は政治を大事にしていませんね。
間違っても政治家になってはいけませんよということになるのすね。政治に対する認識が違いがあります。それは学校教育のなかで政治教育がなされていないからです。「頭が良いが、賢くない」だから政治に無関心になるのです。
独裁主義は国民を無知にすればいいのです。国民の政治への関心がなければ独裁体制は継続しますね。国民が賢くなればそうはなりません。でも同時に国民の責任も重みを増すのです。
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