高知広域都市計画マスタープラン検討委員会について

 高知県土木部都市計画課が主催する「高知広域都市計画区域マスタープラン検討委員会」第一回検討会が、2002年6月5日に開催されました。高知広域都市計画区域」は、高知市を中心に、土佐山田町、南国市、伊野町、春野町を含みます。高知県中央部であり、人口と経済などが集中した地域です。事務局は高知県都市計画課が担当しています。

検討委員会の座長(コーディネーター)は、大谷英人高知工科大学教授です。委員は前年の「改正都市計画法検討委員会」メンバーが6人。新たに一般公募で選ばれた民間人が12人。土木関係の行政職員(建設、森林政策、など県及び関連市町村職員が、11人、事務局の県都市計画課6人と35人のメンバーです。)  詳しくは「高知県都市計画課ホームページ」を参照してください。

いきなり「ワークショップ」」はいかがなものか

 35人という大所帯のため、7人ぐらいの班に最初に分割されました。「対話」を深める為と称して、いきなり「ワークショック」が始まる。「高知の都市で何が問題なのか」をひとつの問題点をひとつのカードに各人書き出します。別の班は「高知の都市で自慢できるもの」を取り組むように指示がありました。それぞれの班が課題ごとに、問題点を絞り込む。時間に「追い立てられ」課題を絞り込む手法の活用だ。KJ法(カワキタジロー氏の考案とか)だと言います。

今回のワークショップ手法には問題があると私は思いました

1)時間がなさ過ぎる。

2)その場で問題の抽出はなるほど、参加意識は高まります。しかし「形式民主主 義」「形式参加」に過ぎません。

3)高知工科大学の大谷教授のレベルがわかりません。

4)マスタープランと言いながら、行政職員が土木部門に偏っています。教育、福祉、などの職員の参加がなければいけないと思います。

5)参加者の全容がわかるのは事務局だけです。参加者同士は分断されています 。   

6)会合は2ヶ月に1回の開催です。その間の事務局からの情報提供はなさそうです。ただ集まって「ワークショップ・ゲーム」をする。おかしいと思います。  ワークショップも40年くらいの歴史があり、よい方法だと思います。いきなり初対面の人間同士が、よくわからないまま、時間に追われするのは、いかがなものでしょう。大いに疑問があります。

バリヤフリーの必要性につきましては、私自身現在「2級ヘルパー」の講習をうけています。体験してあらためてわかることもあります。

    
    
    
バリヤフリーの必要性について(2級ヘルパー講習 車椅子体験)

 

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2002年3月1日