国体後の戦略はあるのか? 今日のテーマは「国体後の戦略はあるのか?」です。よさこい高知国体も夏季に続き、秋季大会も成功のうちに幕を閉じました。財政の厳しい年の開催でもあり、規模を縮小合理化し、天皇杯奪取にもこだわりませんでした。新しい国体の形を「創造」したと言えます。 さて問題は乏しい市町村の財政から投入された各施設の後利用です。具体的な活用方法については、まだ明らかにされていません。「宝の持ち腐れ」になってはいけないと思いますが。 1)体育館や運動場などの全国大会が開催できる施設が後に残りました。どのよ うに地域のために活用するのか。各自治体は知恵の出し合いです。 2)ひとつはプロ野球やJリーグなどのキャンプ地施設への貸し出しです。条件が 厳しく、また九州の宮崎、鹿児島、沖縄との競合もあります。温暖で冬場は 天候が安定という強みをもっと売り出すべきです。 3)地域のトレーニングセンターとしての機能をもつべきです。問題は指導者不 足です。指導者を確保するために手を打つ必要はあります。 * 仮設でこしらえた施設は仕方がありません。ヨットなども施設は残ります。 せっかく好成積をあげましたから、継続していく仕組みと、広げる工夫が必 要です。 * 各スポーツ団体が法人格をとる必要もあるでしょう。NPOもその選択肢の ひとつです。スポーツや運動を国民各位に身近にすることが、繁栄につなが ります。特定の選手だけのものではなく、国民みんなのスポーツにするのが 、国体後のテーマです。 |
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人目のゲストです 2002年3月1日 |
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