今日のテーマは｢安田純平さん講演会について」でお話をお聞きします。
安田純平さん講演会を今年は11月26日(土曜日）高知新聞文化ホールにて午後2時から開催されます。
昨年に引き続き安田純平さんをお招きされるのですが、今回はどのような狙いがあって呼ばれたのでしょうか？
松尾 イラクには未だに日本の自衛隊が駐留したままです。自衛隊が駐留することによってどのような影響が出るのか心配です。
自衛隊が駐留したままという事実を日本の国民はどうとらえるのか。またイラクの人たちにとって、自衛隊はどのような存在であるのか。そういうことなどを今一度みんなで考えてみたいと思っています。
日本はまた「憲法9条の改正」とかいろいろ軍備の問題についても話題が沢山出ています。「戦争とはどういうものであるのか」「平和とはどういうものであるのか」そのようなことを安田純平さんの話の中から、もういちど考えてみたのが私の思いです。
講演のテーマが「フリージャーナリスト、安田純平「講演会」--JUMPEIが語る、イラクは今・・---」となっています。昨年は｢イラク現地報告会」でしたが、そのあたりはどうなのでしょうか？
安田純平さんが1年間に、どのようにイラクのことをかんがえたのでしょうか？もう一度聞いてみたい。そういうことはあります。安田純平さん個人の考え方もどのように変わっていったのか。そこも聞いてみたいところです。
やはり軍人や武装勢力の人たちでなければ、実際自分の身を守ることは難しいと思いますね。そこのあたり、純平さんもイラクへ入りたい思いが強いとは思いますが、実際には行けなくて周辺国のヨルダンや、シリアで、そこでイラクの友人と会って話を聞かれたようです。
イラクの情勢もマスメディアからも伝わりますが、「断片的な」情報しかなくて、一体自衛隊はイラクでなにをしているのか。情勢は実際のところどうなのか。なかなかわかりにくいですね。そのあたりはどうなのでしょうか？
松尾 そうですね。「メディア・リテラシー」という言葉をどのようにとらえるのか。これはリテラシー、戦略的な意味合いと申しましょうか。それぞれ情報を発信するほうのリテラシー。それを受け取るほうのリテラシー。
あるいはその他、自分の置かれた位置によって、いろんなメディアリテラシーのとらえ方や、自分での組み立てかたなどがあると思います。純平さんには一般的なメディアリテラシーということよりも、自分自身が取材をする側の人間ですから、自分が目にして体験したこと。またマスメデイァから報道されているもの。情報をつき合わせ、自分の体験のなかからメデイァで使われている言葉の意味。あるいはどのように報道されているのか。どのような視点で、どのような情報を流しているのか。
というような自分自身の目から見たマスメディア。そんなところからお話をしていただきたいと思っています。
下司 昨年の講演会の内容につきましては十分内容がありましたから自信を持っています。組織力が私たちはありませんので、チケットを販売するにしてもどこに売るのかという問題でいつもつまっています。
1枚入場料は１０００円です。1000円と言いますと私も少し高いなと正直思います。しかし実際に自分達で運営して、会場を借りて、旅費と宿泊費、講師謝礼を出しますとどうしも、来場される皆さんにもご負担いただかないとなりません。
そういうことでよろしくお願いします。去年も４００人も来てくれました。私ども運営スタッフも「60人から多くて100人ぐらいかな」という予測しか立てれませんでした。自分達の組織や力はありませんが、市民の皆さんの関心が市民のほうで強くあったようです。
今年は昨年より情勢が動いていましてわかりません。11月26日午後2時、高知新聞文化ホールに来てください。入場料は1000円です。」よろしくお願いします。
日時 2005年11月26日（土曜日）午後2時より
場所 高知新聞文化ホール
入場料 1000円
