お宝探偵団で発見したこと
 
今週のゲストは建設コンサルタント会社に勤務されている田岡真由美さんです。昨年は仕事で高知県の清流仁淀川の魅力探しの事業に関わられていました。今日のテーマは「お宝探検隊で発見したこと」です。
 清流仁淀川は透明度などを示す清流度は四万十川を上回ります。また流域人口や伊野町や土佐市の製紙工場が立地し、産業集積がありながらも清流を維持してきた歴史があります。四万十川に比較し知名度のない仁淀川。お宝探偵団で何を発見されたのでしょうか?

活動の様子はniyodo-huter.comというホームページに報告されています。
  まず探検団という人たちが公募などで流域町村から集まっていました。どのような人たちなのでしょうか?

まず中産間地域の過疎、高齢化の現実を目の当たりにしました。誰も知らない消える「お宝」」も発見しました。また仁淀川は水辺利用度の高い川で魅力的ですね。そんな魅力的な仁淀川を良くしようと集まった探検団の団員さんは仁淀川流域が好きな方ばかりで、それぞれの方がそれぞれのやりかたで川と親しまれています。
越知町。川舟の製作中です。

越知町で。

川舟を製作されています。

何回か会議も開催され、現地視察もされたと思います。多数の「お宝」候補はありましたか?またそれで、これこそ仁淀川の象徴という場所や、ライフスタイルは発見されましたか?
そこに住んでいる人ですね、人が一番お宝です。地元のお宝と思っていないかもしれないでしょうが、これは「凄い」お宝だったことがたくさんありました。
 普通の生活の中に外から見て凄いと思うことがたくさんありました。

県の事業は終了したようですが、まちづくりはエンドレスです。継続して取り組みを行う「受け皿」は出来たのでしょうか?流域町村の取り組みはいかがですか?
 8月に「仁淀川お宝探偵団」として総会を開きました。継続的な活動の展開も考えています。補助金だけに頼るのではなく、「お宝地図」を作成し、販売することも検討しています。

仁淀川お宝地図

佐川町の風景。古畑観音堂
仁淀川お宝地図

佐川町の風景。坂が多く生活は大変ですが、景観は素晴らしいところです。

古畑観音堂です。

流域町村も市町村合併の波が来ています。そのあおりで町村同士でぎくしゃくしています。大丈夫なのでしょうか?
 お宝のメンバーでは全然ありませんね。
本気で仁淀川の「ブランド化」は必要です。どんな手を打ちますか?戦略があればおかまいない範囲でご披露下さい。
他の流域交流会でも「ブランド化」の話はしているようです。お宝探検団としては、第一弾は仁淀川の「お宝地図」をこしらえました。是非みなさんに見ていただきたいと思います。
グリーンツーリズムとか、企業との連携とか、今後検討する課題であると思います。
  
 私もヨットで遊ぶアウトドア派です。カヌーも仁淀川で可能ですが、吉野川のような
  急流もなく面白くなさそうです。遊びの要素はどうなのでしょうか?ソフトはありますか?
「おもいたっら」川辺でバーベキューも釣りも出来ますし。カヌーも楽しめます。そんな気軽さが良い川です。特別な設備や施設がなくてもシンプルな遊びでも十分楽しめると思います。団員の中には川原の石が綺麗だという方もいらっいしゃいました。

 わたしも伊野にゆかりがあるので、自然のよさはわかります。自転車でいきたいのですが、車が多いし難しいですね、サイクリング道路はあればいいですね。
あまり「受け皿」は整備はされていませんね。これからの問題ですね。

  いい景色を楽しむために自転車道路をうまくつくれないでしょうか?上流域はなかなかいけませんからね。

 片岡なんかもいいですが、バスで行かなくてはなりませんし。なにか工夫が要りますね。

 
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