国際人の条件とは?
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今週のゲストは高知大学大学院生(英語教育専修修士課程)の野村美穂さんです。今日のテーマは「国際人の条件とは?」でお話をお聞きします。 日本では英語が出来ること=国際人というイメージが強くあります。昔は「洋行帰り」ということで社会的な尊敬もあったようでした。 異国の文化や習慣を理解し、相互交流をはかるべきであると思います。「国際人」というのはそういう理解でよろしいのでしょうか? |
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私自身がまだ国際人の正式な定義というものは探せていませんが、異国の文化や習慣を理解し、交流を図ることは国際人になる条件として必要な要素であると思います。
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私のホストファミリーの場合だと毎日のように丸のまま焼いたジャガイモと煮ただけのベジダブルミックスとグレイビーソースがかかった肉が夕食として出てきました。そしてテーブルの上にはコショウと塩がありました。その料理は私の味覚では薄味に感じました。 だから、私の思う国際人とは自分の中に今まで存在しなかった部分の世界や考え方に対し、いかに、寛容で柔軟な思考力、そして前向きな態度をもって文化に順応性していくということは、国際人の条件の中に入っていてほしいかな、と個人的には思います。そうは言いましても文化が違えばなかなか理解できないことや受け入れられないことも多くあると思いますが、せっかくだから異文化を積極的に楽しむ余裕があれば、いいなと感じました。 |
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ピーターラビット博物館を訪問した野村美穂さんです。
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一口に国際人といいましても、様々な定義があるということを聞きました。野村さんがイギリスに留学されていました時に、の日本の文化や伝統、慣習などを外国の方に説明されてこともあると思います。 それはどのような方法でされましたか?また彼らは野村さんの説明で良く理解されましたか? |
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そうですね。イギリス人だからということではないでしょうが、日本人というと「サムライ」「刀」「ちょんまげ」と言われてしまいます。一番ショックでありましたのは、イギリスにあるB&Bという宿泊施設で見たテレビ内容でした。そこで見たテレビで日本の事を紹介した番組がありました。なんと生の生きたままの魚をそのままかじっていた場面があったのです。 きっと刺身の事だったのでしょうが・・・。日本人が食べる刺身が異なる映像になっていまして、笑いました。異文化交流や理解という話となりますと、わたし達が今している生活と、海外で流れている情報にギャップがある可能性があるように思います。 |
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私がホストファミリーに対して行った小さな異文化交流は、日本から持参したティバックや折り紙などを実際に紹介しました。とても文化の理解に役立ちました。シンプルに日本茶をたててあげて、日本では食事のときにお茶も一緒に飲んでいますと説明をしました。そこでお箸の使い方なども教えますと異文化交流になります。
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作家ワーズ、ワーフの生家を訪問された野村美穂さんです。週末は旅行されていたそうです。
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* イギリス滞在中の写真は野村美穂さんに提供いただきました。 | |