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黄瀬隆行さん
 
 
黄瀬隆行さんは、武田幸恵さんのご紹介でした。「若いけれどしっかりされた家具職人さんがいます。」というものでした。今まで番組には職人という技術者は出演いただいていませんので、興味がありました。
 でも家具についての知識もありません。家具屋に行っても、値段と産地を聞くぐらいで、後は狭い家に収まるかなという程度の関心でした。まして「注文家具」ともなりますと想定外の世界ではあります。

 でも驚きましたのは検索エンジンに「注文家具」と入力しますと、関連サイトの多いこと。インテリアとも複合して物凄い需要のようです。
 どういう経緯で技術を取得したのでしょうか。収録直前までお会いできませんたが、注文家具に関心が高まりました。

 「僕は北米産のむくの木を使用します。広葉樹で硬いです。原則的には塗装はしません。木質を注文主さんには感じていただきたいのです。」

 「高知県は森林比率が82%もあります。なんとか高知県の木材を使用したいのですが、含水率を10%以下にしていただくところもありませんし。杉や檜の針葉樹は柔らかすぎまして僕の家具作りの材料には合わないのですね。もっと将来は広葉樹も植えていただきたいですね。」とも言われました。

 「若い頃ワーキングホリディで1年間オーストラリアに行きました。そこで家具の製造の面白さに惹かれました。帰国後家具の製造会社に入社し、いろんな工程を学びました。そして最近家の裏に、親父と2人で作業場を建てました。そして注文家具を請け負うようにしています。」

 「こうして世の中に出て、フラットファニチャーという個人の工房を立ち上げています。木を使う仕事をしていますのに、県の86%は森林だという高知県の木を使うことが出来ません。使うことができましたら地域への貢献になるのですが。針葉樹ばかり植林する偏った森林政策ではなく、森林環境税もやっているのですから、広葉樹も植えてバランスの取れた森林にしていただきたいですね。」

 黄瀬さんの面影はご両親そのものです。20年前に私が椎間板ヘルニアで苦しんでいた時に、お父さんにヨガを教えていただき克服したことがありました。当時黄瀬隆行さんは中学生で2度ほどお会いしたことでした。

 まことに不思議なご縁です。自然体で家具作りに励んでいる黄瀬隆行さんにエールを送ります。

黄瀬隆行さんの 番組での 発言は  こちら から
黄瀬隆行さんの ホームページ はこちら     blogは こちら  から 
 
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