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福留将史さん
福留将史さん


昭和61年高知県庁に入庁


治山・林道などの公共事業を担当


平成10年森林政策課木の文化県推進班に配属


平成11〜12年社団法人 高知県森と緑の会に派遣


現在 安芸林業事務所 間伐推進チーム 林業普及指導員

 福留将史さんとは、昨年年末の狩野美工の忘年会でお会いしました。狩野智子さんにご紹介いただきました。「林業関係の人で、学校で子供達に木工教室をされたり、木の文化を伝達されている人」ということでご紹介を受けました。
 高知県は森林の比率が県土の82%と言われています。常に山に囲まれていますが、実は森林のことは本当は全然知りませんでした。
 現在高知県民は全国に先行して、県民1人1人が年間500円「森林環境税」を支払っています。税のあることは知っていましたが、具体的にどのように活用しているのかは知りません。地球環境問題などで森林のことは話題にはなりますが、よく知らない都市住民の1人でしか私はありません。
「森は道から30センチ入っただけで、危険なところもあることをよく自覚していただきまんと。」と福留さんは言われます。

 「間伐作業は急傾斜地などは大変危険。林業のプロでさえ命を落とすこともあります。その自覚を都市部の人たちも持っていただきたいですね。」

「小学校で子供達に木工教室を総合学習に行っています。子供達は先生方や保護者の予想以上に熱心に木の工作に取り組んでくれました。無理かなと思われた木のベンチもこしらえましたし。」

「ある小学校では生活室の床などを板張りに改造しました。木が湿気を吸収するのか夏場は快適だそうです。子供達に教わりました。」

「見かけは緑に溢れた高知の山林ですが、かいわれ大根のように木が生えているだけ。上土がありません。この表現も子供達のネーミングです。」

「森林環境税を活用した間伐は有効です。森がかなり元気になりました。」

 福留さんのお話を聞いていますと森林の手入れ、間伐作業は危険も伴います。街の人がボランティアで簡単にやれるものではないと思いました。むしろ高知県産の材木を工夫して様々な分野で活用していくことが、結果として間伐推進になり、山を守ることになると思いました。

 「山のことを考えれば、すべてのことを考えることになります。海の自然にも山が関係しているからです。」とのこと。

 森のことになると、福留さんは引き出しが沢山あり、一杯お話があるようでした。収録ではそのごく一部をお話いただきました。子供達が熱心に授業で取り組んでいる様子がよく理解することができました。

福留将史さんの番組での発言は  こちら  から
福留将史さんの関連ホームページ  は  こちら  から
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