タイトル;「高知をメタンハイドレート研究の世界的メッカに!」
土佐経済同友会 幹事 漁師 明
概 要; 来春高知大学に完成する「海洋コア研究施設」と、建造中の「海洋コア掘削船」は、共に世界最大の規模である。それは、土佐湾沖の南海トラフに埋蔵されている「メタンハイドレート」が、次世代エネルギー源として注目を集めているからである。 これこそ県勢浮上の千歳一隅・無二のチャンス。今こそ県下の産・学・官・民が一致協力して、高知を「メタンハイドレート研究」の世界的メッカにしなくてはならない。その第一歩として、高知大学に海洋学部を創設し、世界から研究者を集めて、世界の企業と共同研究できる環境を至急整備すべきである。
内 容; ・来春、高知大学に世界一の「海洋コア研究施設」ができる。 ・土佐湾沖の「メタンハイドレート」が、次世代エネルギー源として注目を集めている。
・次世代エネルギー産業を高知で創業するために、 県下の産・学・官・民が一致協力して、知恵を出し汗をかこう! ・その第一歩として、高知大学に海洋学部を創設し、世界から研究者を集めて、
高知大を「メタンハイドレート研究」の世界的メッカにしよう!
まとめ(訴えたい事); 高知大学を「メタンハイドレート研究」の世界的メッカにして、次世代エネルギー産業を高知で創業しよう!
詳細説明; 石油に代わる環境負荷が少ない次世代エネルギーである天然ガス。その主成分であるメタンがシャーベット状に凍っているメタンハイドレートが、新エネルギー源として、最近注目されている。そしてその有望資源であるメタンハイドレートの最有望埋蔵地の一つが土佐湾沖の南海トラフである。
おりしも、国は今年発表した科学技術重点化課題の一つとして「海洋」をとらえており、今後、日本の国際戦略のひとつとして重点投資が期待される。
現に、「世界最大の海洋コア研究施設」である、「高知海洋コアセンター」を高知大学に建設中で、来春誕生予定。しかもさらに、それに併せて「世界最大の海洋コア掘削船」も国が建造中であり、しかも高知に配属される予定である。これこそ高知県にとって県勢浮上の千歳一隅・無二のチャンスである。
今こそ、高知を海洋コア研究、取り分け「メタンハイドレート研究」の世界的メッカにするため、今すぐにでも、高知の産・学・官・民が一致協力して、研究環境を整備し、世界から研究者を集める活動に着手しなくてはならない。そして、世界に先駆けて、研究及び事業化の施設の集積地として名を知られるようにならなくてはいけない。何故なら、本県は他の産業立地条件で明らかに劣っており、他国や他県に少しでも先んじられたら、挽回ノチャンスはほとんど期待薄で、無二の本県浮上の目は閉ざされてしまうことが容易に予想されるから。
その第一歩として、真近に迫った国立大学の再編生時に、高知大学に海洋学部を創設し、世界から研究者を集めるべきである。そして、世界の企業と共同研究できる環境を至急整備すべきである。
次世代エネルギー産業を高知で創業するために、県下の産・学・官・民が一致協力して、知恵を出し、汗をかこう!
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