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けんちゃんの吠えるウォッチング
メールマガジン版 17号
2003・6・15
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若いリーダー達もなかなかのものだ
先週は2人の若手政治家と面談しました。私がボランティアで制作し
、出演しているコミュニティFM放送
「けんちゃんのどこでもコミュニティ」http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/
の番組収録で、面談しました。
1人は28歳で高知県議会議員に当選した高野光二郎さん。もう1人は27歳
で高知市議会議員に当選した秦愛さん。
若者達の政治離れ、投票率の低下が心配されています。2人の「若さ」への
注目度は、全国紙が何度も取材する具合でありました。
確かに知名度のない新人議員が当選するのは並大抵ではありません
。高野光二郎さんは、東京の大学卒業後は神奈川県の代議士秘書として
5年間勤務していました。うち4年間は私邸への住み込み秘書。現在は
数少ない「書生」のような生活です。
秘書時代の人脈は神奈川県のものでした。普通なら5年もいたなら
神奈川県で政治家への道も可能なはず。高野光二郎さんはそれをせず
2年前高知へ帰り政治活動。見事当選。
彼が師事していた政治家は河野洋平氏。高知には河野派の基盤は全くない
。弁舌爽やかに明るく話す高野さんのような若者代表は貴重な存在であります。
一方の秦愛さん。ご主人と3歳の長男の34人暮らしの若い主婦代表。
学生時代は柔道一直線の生活。完全な体育会系。兵庫の短期大学卒業後
勤務した会社から不当解雇され、全労連の尽力で和解交渉したことが
「政治」に目覚めたきっかけとか。
選挙の手伝いなどをするなかで、突然候補者に。周囲も本人もとまどい
ながら全力疾走。見事2位で市議に当選。
高野光二郎さんと、秦愛さん。政治基盤は全く異なります。高野さんは保守系。
秦さんは共産党。しかし共通しているのは従来の支持層以外の人たちが手厚い
支持をしたからこそ、新人でありながら、上位で当選したことですね。
「新しい顧客の開拓」は商売でも言われる言葉。なかなかうまくはいきません
。高野さんは秘書時代に身に着けた、腰の低さと、行動力、若さを武器に
奮闘しました。秦さんは、体育会系集中力と、ホームページを自作するなど、
今風の若者にも支持を受けました。
かつての「政治少年」であった私も2人の若い政治家からエネルギーを
頂きました。問題はこれからです。若者達の代表として、県議会でも
市議会でも活躍していただきたい。
高野光二郎さんに関する関連の項目は
こちらhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/takano.html
秦愛さんに関する関連の項目は
こちらhttp://www.nc-21.co.jp/dokodemo/gesuto6/hatadi.html
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