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けんちゃんの吠えるウォッチング
メールマガジン版 7号
2003・3・20
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イラク戦争の意義・目的は?
とうとう戦争が始まった。世界各地での反戦運動も空しく抑止することは出来なかった。
イラクのフセイン大統領の居場所を特定。空爆を巡航ミサイルで行っているとか。
そんなに簡単なものなのだろうか?アメリカはフセイン大統領の打倒が目的なのだろうか?その後親米政権がイラクに出来るめどはあるのだろうか?不明である。
隣国イランの動向も不気味である。かなり核開発を行っているとか。イラクの次はイランなのだろうか?かつてのイラン革命の騒乱を見ているだけに大変だと思う。
国連安全保障理事会がこれほど分裂したこともないだろう。「戦後」のお互いの関係修復は大変だろうと思う。
こわもて面を出しすぎたアメリカ。自国に多数アラブ系市民をかかえるフランスとドイツ。
利害は当然異なる。
徳川慶喜は偉いと思う。無気力将軍などとよく言われないが、彼の決断があったから明治維新があり、列強の植民地にならなかった。
フセインが歴史に名を残すのなら、「降参」したほうが、「徹底抗戦」よりは遥かに良かったのに。
北朝鮮はどうする?
この隙に何かやるのだろうか?しかしやればイラクのようにやられることを承知なのだろうか?監視を深める必要がある。
イラク戦争はこの連休の3日間でめどが立たないと、戦略的にアメリカの負けになる。抑止効果がなくなるからだ。
北朝鮮はイラクの動向を見ているだろう。自国の民主化を掲げることが賢明だと思うが。独裁者の決断にゆだねられる国民は不幸である。
メディアの動向を監視せよ
洪水のようなアメリカ発の情報が流れ込んでくる。意外にもそのアメリカのCNNのほうが、まともな報道をしているようだ。
日本のテレビでは、戦争が始まると軍事評論家が現れ、兵器の解説を行う。「平和評論家」はいないのかと思う。
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