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けんちゃんの吠えるウォッチング
     メールマガジン版 6号 
       2003・3・11
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底が見えない日本経済

 木曜日(6日)に、ハードディスクが破損し、 制作中の原稿や写真 、GIFなどのデータがすべて失われました。30 項目ぐらいあり、作業
の途中での「突然死」でした。

 その間に世界情勢は緊迫の度合いを深めてい ます。イラク情勢は安保理決議は最終段階になり 、米英国の攻撃はもはや避けられない様子。 イラクと経済関係の深いロシアも特別機を派遣し
、数百人が帰国しました。

 日本も大使館を閉鎖、避難をしたとの報道。
周辺中東諸国の駐在員も 次々と避難しています。先ほど(10日午後1時 )のニュースでは、
北朝鮮が再び日本海にミサイルを発射したとか。 東京証券取引所の株価 もバブル崩壊以来の最安値を記録。一時7000 円台に突入しました。

 株価などは大企業のことだし、株もやっていな いから我々庶民や、零細企業とは関係ないかもし れないが、実はそうでもない。大量の株を
保有する金融機関の赤字幅が拡大するからです。 多数の大企業の決算期 も3月であり、またまた大量の株式が売りにでる から、余計に株が下が ることでしょう。

 政府のデフレ対策はこれで水泡になりました。
不良債権処理どころか 、多くの不良債権がより発生する経済環境になり ました。唯一好景気の 自動車産業も、アメリカの景気が失速すれば アウトです。対イラク戦争 になれば、個人消費は冷え込み、不況になるから でしょう。

 石油価格の高騰も心配です。すでに原料などは 上昇しています。直接的な影響が出始めました 。田舎の商売人にも影響が大なのです。私の会 社は石油が原料のポリエチレン製品と塗料の販売 をしています。事態が長引けば影響が避けられま せんね。

     なんでもアメリカ頼みなのか

 北朝鮮拉致被害者の家族の会の代表が、アメリカ
政府首脳や、議会関 係者に面談し先日帰国しました。「拉致被害は
北朝鮮のテロ行為」と アメリカ側は、はっきり意思表明しました。
あいまいな日本政府とは大違いでした。

 北朝鮮と方向が逆の遠いアメリカへ被害者側 が出向かねばならぬ現状。日本政府では頼りに ならぬ現状を表している。他ならぬ北朝鮮がし
きりにここへきてもアメリカとの「2国間」 協議をよびかけています。

イラク問題の主役はアメリカ。北朝鮮問題で もアメリカ。なんでもかん
でもアメリカの存在は大きいと思う。軍事と 経済ともアメリカは世界の中心だからでしょう。

東京証券取引所の株価が大幅下落したのも、
イラク問題で、アメリカが 攻撃することを見越した観察によるものでしょう
。日本はアメリカ追随政策を選択しました 。良いことなのか、どうなのかは私にはわかり ません。

独自の日本外交を展開しないつけがここへきて
出ましたね。日本の国防、国民の安全までも
アメリカ頼みで良いのだろうか?そうすると
沖縄の巨大な米軍基地は未来永劫なくなりませんね。
日本の国防のみならあれほどの規模の基地設備
は不要だからです。

憲法や安保条約、外交政策などは再点検すべき であると思います。とくに日本のいわゆる 左翼勢力は、どうするのか空論ではなく、
責任ある回答 をしなければならないでしょう。

 

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2002年3月1日