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けんちゃんの吠えるウォッチング
メールマガジン版 28号
2003・11・25
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社民党は歴史的使命を終えたようだ
社民党は歴史的な役割を終えた。もう復活はありえないだろう。「護憲」を叫んでいる割には「官僚的」な政党で、市民運動には冷たかった。最近女性党首が続いているが、あざといイメージ戦略に過ぎない。
実際地方では実態は労組政党ではないか。組合費で運営されていて、広がりはないのである。高知県地方でも国政選挙で、たった4500くらいしか獲得できなかった。社民党の県議が8000取るのにどうしたことだろう。
政党としての賞味期限が切れたと言うことだろう。「辻元前議員関連の秘書給与詐欺疑惑」と「北朝鮮による拉致被害者支援に冷たい政党」という印象がついただけに、復活は難しいと思う。護憲を叫ぶ割には、自分の「情報公開」が不十分であったのである。
野中広務氏と、田中康夫氏は、さすがのスピーチでありました。
11月23日にデパート前の広場で街頭演説会がありました。老練政治家である野中広務氏。長野県知事である田中康夫氏。さすがでした。
野中氏は50年前の戦争時に少年兵として高知にいたこと、朝倉や岸本、美良布(びらふ)などを行軍したと、ご当地の話題で主に高齢者の心を掴む。地元の名前をすらすらと中央の人が言えることでポイントを稼いでいますね。
「高知で有名な人は、坂本龍馬と橋本大二郎である。」と言い切るあたりは、他所からみるとそうなのかと思わされますね。
田中氏は「改革知事は、組織の人達に苛められますね。県議会、ゼネコン、官僚、県庁の労組までが反対しましたから。そこは長野も高知も同じですね。」「僕も橋本さんも有名な改革派知事だから、1人でテレビへ出ます。他の改革派知事は3〜4人で出るのですね」「僕や橋本さんのおかげで、長野県や高知県がどれほど有名になりましたか。電通や博報堂に聞いてみてください。広告料は何億円もの広報効果ですね。」とのスピーチはさすがであります。
レポートをしてみました。
http://www.nc-21.co.jp/hoeru/gaitouenzetu.html
若い人達の政治離れが気になる中、大学生による「比較サイト」は画期的だと思います。じっくり、以下のサイトを閲覧ください。
http://www.geocities.jp/hdtsm2000/tijisen/index_tijisen.htm
(2003年 高知県知事選挙候補者比較サイト)
高知県地方は、11月は国政選挙である衆議院選挙が9日が投票。引き続いて県知事選挙と高知市長選挙が30日が投票。「政治の季節」である。
しかし衆議員選挙で、、高知市を選挙区にする高知1区は全国最低の投票率でした。50%を全国で唯一割り込んでしまった。「全国最低の民度の高知市」と言われないようにしなければいけないと思いますね。恥ずかしくてかつて1世紀前に自由民権運動を活発にした高知市と名乗れません。
サラリーマン政治家も悪いことではないのではない
高知市長に立候補した人の中に、ある新聞社を休職して出馬した人がいる。「ふざけている」と言う人もあるが、良い試みではないかと思う。落選しても職があるのだから。必死でお金や組織を作らなくても良いし。「地盤」「看板」「かばん(資金)」がなければ、組織がバックにつかなければ政治家になれない世界と言うのはいびつである。
サラリーマン政治家が増えたら良いと思いますね。公務員や会社員が休職して立候補できるようになったほうが、「肩の力が抜けた」政治になるのではないでしょうか。
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