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けんちゃんの吠えるウォッチング
メールマガジン版 12号
2003・4・28
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有名になった青年会議所について
愛知県新城市の「会社役員誘拐殺害事件」で、青年会議所という団体名が何回も報道された。
被害者も加害者も同じ青年会議所会員で、会合の後に犯行に及んだらしい。動機の解明は捜査の進展で明らかになるだろう。
JC(青年会議所)と言えば、私もかつて関係者であった。20歳から40歳までが会員資格で、40歳で定年になる組織である
。
今年は「卒業」してはや10年。小学生だった長男が大学生、保育園児だった長女が高校生になっている。月日が立つのは早い。
「まちづくり」や「指導力開発」がメニューであり、JCの綱領にはこう書かれてある。
「われわれJayceeは社会的・国家的・国際的な責任を自覚し、志を同じくするもの 相集い 力をあわせ 青年としての英知と勇気と情熱を持って、明るい豊かな社会を築き上げよう」とされている。
日本全国に約6万人位の会員だろうか。
最近は不況で会員数も減少しているとか。なによりこの団体は「40歳定年」があるので、
権力が蓄積されないのが、なにより良い。
補助金をあてにせず、基本は会費ですべてまかなっているので、癒着もない。基本的には保守的な組織だが、クリーンではある。
その会員同士で「殺人事件」が起こるのだから、仰天したのが現実。嫌な社会になったものだ。
個人情報保護法案が可決
今日のニュースで「個人情報保護法案」が可決したとか。与党3党案らしいが、やがてインターネットなども規制されるのではないのだろうか?
詳しいことはまだわからない。なぜこのせわしく大不況の時期に議決したのか不明だ。マスコミの論調は批判的である。
国や役人がこの種の「規制」を出すことはいかがわしさと、危険性を感じる。たとえば執拗に個人を誹謗中傷している匿名掲示板などは、規制の対象にはならないのだろうか?
また「なりすまし」でメールアドレスを偽称し、執拗に感染メールを送信している者などは、法的対象にならないのか?
わからないことだらけである。
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