このホームページの特色について
高知県のメディア状況は全国でもまれな状態です。1地方新聞社である高知新聞の占有率が異常に高く、 宅配率は80%近くになっています。全国紙は高知県内でも販売部数が極めて低いです。また高知新聞の系列会社に
高知放送があります。日本テレビ系列でありテレビ局、中波ラジオ局(RKC高知放送)、FM高知などでグループを 形成しています。そして系列の高知広告センターが販促活動を手広くやっています。つまり高知県におきましては、
高知新聞は良くも悪くも独占メディアであります。
「けんちゃんの吠えるウォッチング」はこうした独占的傾向にある高知新聞を、1市民の立場にて「査定」するために、製作されました。
仕事の終わった後、画面に向かって、放送するための原稿を作成しています。番組のなかで対談相手をしていただいています 高知シティFMのパーソナリティの細井春菜さんへ放送前に渡しています。それで文章の体裁が、放送用の原稿のようになっています。
話の流れで、しゃべれなかったことも多いです。事前に下調べしたこともありますし、文書化したほうが、主旨がわかりやすい事もあります。
TBS系の筑紫哲也氏のニュース番組が全国ネットで放送されています。番組のなかで筑紫氏は「多事争論」というコーナーを 持っています。独自のホームページもあり、筑紫氏の持論を読むことが出来ます。彼はプロですので、目標とするのはおこがましい
ですが、番組で言い足りなかったことを発言するようにしたいと思います。
やれることとやれない事
私はパソコン超初心者です。ホームページ作成につきましては、この分野で大変詳しい竹内隆志氏(http://member.nifty.ne.jp/taketaka)の全面的なご協力がありました。それでなければ、永遠にネット上でのデビューはなかったと思います。
21世紀を迎え日本は政治も経済も混乱を極めています。中央も地方もそうです。もっと私たち市井の市民が交流し発言しなければ いけません。中央レベルでは糸井重里氏の「日刊イトイ新聞」が、高いレベルで製作され、毎日更新されています。ちょっとそこまでは、
1市民は出来ませんね。でも内容や構想力では負けたくない。どうなるかわかりませんが、1市民の力で、市民同士の連帯を信じつつ、 情報発信を継続したいと思います。
継続こそ力である
「継続こそ力」。月並みな言葉ではありますが、これが「吠えるウォッチング」をはじめ、継続していく動機です。
とりあえずマイナーラジオのマイナー番組ですので、世間の注目はすぐには集めれない。高知新聞の「声・ひろば」という読者投稿コーナーに掲載されるほうが、ローカルでは反響があります。友人知人から「最近投稿がないから寂しいぞ」と昨年から言われます。「吠えるウォッチング」に出演し出してからそうでした。でもそれはトレーニングの機会を与えてくれていると前向きに解釈しています。
「出演料」こそ頂いてはいませんが、FM局側からの出演依頼であり、決して私から売り込んだ訳ではありません。
市井で平凡な生活を送っている私だけに、出演する価値があったのでしょう。
この番組、このコーナーは、新聞でいえばコラム欄です。朝日新聞で言えば「天声人語」のコーナーのようなものです。あるいは社会面にある風刺のある4こま漫画です。毎日作成され、毎日掲載されています。それに近いものがあります。ラジオの電波は消えますが、「記録は」残したい。後で検証したい。他人の意見も聞いてみたい。そのような目的で開設します。しつこくやりますので、今後に期待してください。
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