中島みゆきは何故支持されるのか?

 今日のテーマは「中島みゆきは何故支持されるのか?」です。 1月20日に中島みゆきの「地上の星 ヘッドライトテールライト」がオリコンチャート1位になりました。発売から2年半、チャートインが130週を突破したのも日本記録でした。昨年の12月31日のNHK紅白歌合戦に黒部ダムから歌ったことが大きく取り上げました。CDの売り上げも伸びたようです。特に中高年の男性の支持広がっているようなのですが・・・・・・。

1)やはりNHKの番組「プロジェクトX」の挿入歌でもあります。「風の なかの昴、砂の中  の銀河」という詩のスケールの大きさもあるのではない でしょうか。

2)無名の男たちが成功を目指して懸命に頑張る応援歌。そのように聞こえ ます。過去  の番組にありました「YS−11の話」や「通天閣を再建した話」 など、科学や社会の分  野を問わず頑張る話は感動しました。

3)温水式トイレや、コピー機の開発、など日本の技術の高さを感じます。 セブンイレブン の奮闘は本家を凌駕したパワーも感じました。よし俺も頑 張るぞという気持ちになる番 組です。

* 紅白歌合戦での中島みゆきの登場は、初出場のメジャーなアーチストと いうことで、 世代を超えた関心が高まりました。裏番組の民放局が、人  気格闘技家ボブ・サップ の試合をぶつけましたので、より関心は高まりました。

* 歌っている姿、しゃべる姿の落差は大きいですね。暗い感じの人かと思えば、ラジ   オ番組では「中島みゆきの〜」とハイテンションでしゃべったりします。人を楽しませ る  技術を天性に持っている人なのでしょう。

* 若い日人向けの歌ばかりで、私ら中高年には辛いものがありました。小田和正、吉  田拓郎、井上陽水らよりは年齢は若いですが、キャリヤは長い人ですね。

* ユニークな歌唱法と、詩の素晴らしさはあります。長続きする歌手だと  思いますね 。「紅白」で中島みゆきは「国民的歌手」になりました。と  いうか駄目押しした感じでは  ないでしょうか。   

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2002年3月1日