サッカーで世界は何故盛り上がるのか？

　今日のテーマは｢サッカーで世界は何故盛り上がるのか？」です。 遂に５月３１日からワールドカップが開催されました。開催地スタジアムだけでなく、試合は全世界に中継され、各国で大変な盛り上がりをしています。 　サッカーの母国イギリスでは、イングランドとアイルランドが出場したこともあり、１０分の１の勤労者が期間中｢病気欠勤」すると言われています。それを防ぐため経営者側は職場でのテレビ観戦を認める発言をしています。高知ではそれほど盛り上がりに欠けているようなのですが。

１）女性はサッカーに良い感情を持っていないようですね。大会期間中男たちは　、サッカー フリークになり、妻や恋人をほったらかし。パブやスポーツバーで　熱狂しています。ブラ ジルや欧州各国での女性たちの怒りもすさまじいと聞い　ています。

２）数年前のペルーでの日本大使公邸での人質事件。犯人のゲリラはペルー政府　の差し入れ したサッカーボールで公邸内でサッカーをしていました。地下トン　ネルから特殊部隊が 突入し、事件は解決したこともあったぐらいです。

３）予選参加国、地域は１５０を越えました。うち３２国が本大会に出場します　。優勝国は、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、イタリア、ドイツ、イギ　リス,フラン スの７カ国しかありません。日本もその一員になれば良いのです　が。

＊　ヨーロッパでは唯一階級差を超越するスポーツです。名誉も地位も得られる　数少ないス ポーツです。ボールひとつで路地で始められます。砂漠で、草原で　、公園で明日のスター を夢見る少年たちが全世界でボールを蹴っています。

＊　ヨーロッパはサッカーくじで、各種スポーツ施設をこしらえました。サッカ　ーくじ は社 会的に認知されています。なくてはならないシステムのひとつで　す。

＊　民族、国、宗教を超えるスポーツのエンターテイメントだけに、広告効果は　抜群です。 選手の年俸も副収入も一流選手ともなれば、想像出来ません。 　　この一ヶ月は集中して、ワールドカップの中継を見ましょう。

　人目のゲストです

２００２年３月１日