訪問介護体系改定で質は向上するのか?
今日のテーマは「訪問介護体系改定で質は向上するのか?」です。
2000年4月から導入された介護保険制度。3年経過しまして、様々な見直し案が出ています。厚生労働省の社会保障審議会介護給付費分科会は「訪問介護を現行の3区分から、2区分に簡素化する」と方針を出しました。訪問介護を「身体介護」と「生活支援」の2区分にしました。要介護者やその家族は自宅介護よりは、施設の入所希望が多く、施設も足りません。訪問介護の報酬上げなければ、十分な介護はできません。この問題はどうなのでしょか?
1)現状は特別養護老人ホームなどは、非常勤職員が増加しベテランより若者を 雇用す傾向が強く「質を下げた介護サー ビス提供」が儲かるというおかしな 現象を生みました。
2)施設介護報酬を引き下げ、訪問介護報酬を引き上げる目的です。それはいい のですが、ベテランや手厚い介護が保証 できるものではありません。
3)介護認定を行うケアマネージァーの資質の向上が何より大 切です。多忙過ぎ ます。住宅改造プランのアドバイスなどもおこなわなければなり
ません。
* 介護は「究極のサービス業」だと思いました。私は2級ホ ームヘルパー講習 を受けました。車椅子介護、歩行介護、入 浴介護、食事介護、排泄介護など 大変神経を使い、気を使い
ます。
* その割には報酬はよくありません。時給は1000円から 1200円位。神 経を使い責任もあるわりには報酬は良くあ りません。
* 離職者が多いのも低報酬だからです。このあたりを改正する必要があります 。
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