成人式のありかたについて

 今日のテーマは「成人式のありかたについて」です。

 昨年の高知市の成人式は全国的に話題になりました。来賓として祝辞を述べていた橋本知事に、大声で罵声を浴びせていた新成人。叱り付け退場を促す橋本知事の姿は、全国に報道されました。高松でも飲酒し、クラッカーを鳴らす新成人が見られました。「荒れる成人式」として高知も有名になりました。

 その後関係者で式典の開催の有無を議論しました。式典は15分で、来賓は松尾高知市長のみ。知事は来ないことに成りました。成人式は開催する意義はあるのでしょうか?

1)少なくとも行政が費用を負担し開催する意義は,高知市に関してはないでしょう。

 むしろ民間団体、公益法人が主宰し開催すべきでしょう。

2)一種の同窓会であるならば、たとえば中央公園でやれば良いと思います。

 そういう要素であれば、市民の税金をつぎ込む必要はありません。

3)来賓のスピーチをもの静か拝聴できないのは、新成人として先が思いやられます。

  その程度の「我慢」が出来ないようでは、社会的コミュニケーション能力がない証拠です。

* 今後は各民間団体、スポーツ団体が主催して独自に「成人式」をやればいいと思います。

  ある基準をこしらえ、これをクリアしたら新成人だと。

* 高知シティFMが主催して,成人式を企画,運営するのはどうでしょうか。

  若いリスナー達で、実行委員会をこしらえやってみたほうがいい式典が出来ると思います。

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2002年3月1日