今日のテーマは「明るい21世紀を構築しよう」です。
今年最後の「吠えるウォッチング」になりました。今日は特別バージョンで今年一年を振り返りながら、けんちゃんにコメントを頂きます。
恒例の京都清水寺の今年の漢字は「戦」(せん・いくさ)でした。それだけ人々が争い、殺しあった一年でありました。ニューヨークの連続テロ、アフガニスタン空爆、パレスチナでの戦闘激化、など世界で戦乱が途絶えたことはありませんでした。
12月8日に殺害されたジョン・レノン。21年経過した今日も彼の戦乱を世界からなくそうとした思いは実現してはいません。21世紀の幕開けにしては大変な一年ではありました。
明るい21世紀になるのでしょうか?
1)とにかく明るい21世紀にしたいものです。キーワードは「環境」と「平和」でしょう。
貧困の根絶に先進国市民は力を入れるべきでしょう。反テロ対策は,所詮対処療法にすぎません。開発途上国に仕事をこしらえ、先進国の市場を開放し、育成すること。それをしなければ、
テロ、戦争、麻薬、疫病は世界に蔓延するでしょう。
2)昨年12月はアメリカの大統領選挙が大接戦で、ブッシュ,ゴアどちらが勝利するのかわからない
状況でした。結果ブッシュ氏が僅少差で勝利し大統領になりました。「京都議定書には調印しな い」「CTBT(包括的核実験禁止条約)に批准しない」「国連軽視のアフガニスタンでの軍事行動」
などアメリカの突出がやたら目立ちました。
3)4月に小泉内閣が誕生しました。国民世論を味方につけるという「大衆煽動政治家」です。
未だに高い内閣支持率は不思議です。失業率は最悪の5・5%。高校生の半分は就職できませ
ん。日本の国債は格下げされ、日本の国際的地位は下がりました。
4)高知県政でも「やみ融資事件」「別件やみ融資事件」が起こりました。県庁幹部が逮捕されました
。7月には橋本知事も辞意を表明したりしました。高知県庁の社会的信用が低下した一年でした
。
5)高知市政も国体関係大型工事が終了。不況の中での「第二次財政構造改革」のさなかです。
「シネコン」問題も大きな問題のひとつでした。これは高知市の都市ビジョンがしっかりあれば、
簡単な問題です。市議会まで巻き込む問題ではありません。
* 高知シティFMは12月に「高知市政とつながるラジオ」を放送いたしました。松尾市長以下、
市幹部がマイクの前で市政の課題をリスナーに訴えていただきました。
画期的な番組でした。
* 来年は「吠えるウォッチング」に特別番組枠で、橋本大二郎知事に出演頂くことになりました。
* 来年も恐れを知らず「吠え」続けますので,今後ともよろしくお願いします。