日本の夏は高温多湿で、ことさら厳しく熱帯地方同様過酷です。
欧米諸国は、庶民レベルでも長期休暇を楽しんでいます。それでも公務員や大企業勤務者は、長期休暇が可能です。問題は勤労者の大多数を占める中小零細企業の勤労者です。今日のテーマは「日本にバカンス法を」です。
せつに長期休暇がほしいと思いますが。
1)日本は最近やっと「週40時間労働」が定着しつつあります。零細企業でも44時
間になりました。有給休暇は最低10日間と法律で定められています。
病気のために取っている人が多いようです。
2)ドイツは連邦休暇法で連続24日、フランスは年間30日間、イギリスは4労働週
、アメリカは平均18日の有給休暇があります。日本の有給休暇消化率が、50
%なのに対し、欧米はほぼ100%の消化されています。
3)国際基準はEU労働時間指令が1993年にありまして、最低3週、うち連続は
2週間と定められています。
* 酷暑の時期は健康面からも休んだほうが良い。
* バカンス法を制定し、「国民は連続二週間の休暇を取る権利がある。」とすべ
きです。そうしないと日本では休まないでしょう。
* 職業柄、子供の夏休み、春休みに休めない人達もいます。その場合は、
親が旅行するなら、子供は出席扱いにする配慮も必要でしょう。