「左利き」に寛大になろう

 今日のテーマは「左ききに寛大になろう」ということです。現在社会は「右利き社会」です。

右利きの人には自然な動作も、左利きの人には苦痛がともないます。ドアの開閉、パソコンのマウスの位置、文字の書き方も右利きになっています。

 古来から日本語にしましても左を使う用語は良い例で使用されていません。「左遷」「左前」「左巻き」などがそうです。統計的にみると左利きの割合は人口の約二割存在しています。しかし箸や鉛筆など就学以前に矯正されることが多く、左利きの人には大変なストレスになっているようです。

 イチロー選手などスポーツ界では、左利きが重宝されています。アメリカのクリントン前大統領も左利きでした。「左利き」に寛大な社会はいいことなのでしょうか?

1.私も幼児時代の初期に矯正されました。投げるのは右,箸も右です。打つのは左が調子が良く、利き足も左です。最近は意識的に食事のときは左手で食べています。

2.左を使って食事をすると「バランス」が取れるようでほっとします。字も左で書けます。子供達にも両手を使えと,左手で箸を使うように説教しています。

3.バリヤフリーという言葉があるのなら、左利きを「弾圧」しないでほしい。

4.野球や,ゴルフ。テニスのように利き腕ばかり使用しないで、逆の腕でスィングすることで、バランスを取るべきでしょう。

5.クリントン元大統領は、条約の署名調印のサインも,堂々と左利きでしていました。それで押しとうして、トップリーダーになりました。外国の指導者を観察していますと結構左利きの人がいます。

* まちづくり,製品開発の観点でも「左利き」にも配慮していただきたい。

* 意外な市場があるかもしれません。また矯正されていることを知らない人だって居ます。心身のバランスを取るために、両方使えるように努力することは良いのです。

* 発想が柔らかくなります。両手使いになりましょう。

  関連サイト JAPAN Southpaw Club  

          http://webee.co.jp/southpaw/

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2002年3月1日