松下幸之助翁の教訓

 今日のテーマは「松下幸之助翁の教訓」です。現在の日本は不況です。しかも戦後の日本人が経験したことのないデフレ経済です。物価や土地や株価がどんどん安くなり、企業倒産と失業者が増加しています。今再び松下幸之助氏が注目されています。一代で松下電器グループを創業した人物で有名な人です。松下氏の言葉は、幾度となく語られてきました。どのような部分が注目されているのでしょうか?

1)私が昔読んでいた本に松下幸之助氏はこう言っていました。「不況の時、社 会的に成功をおさめた人はお金を使うべきだ。家を建て、車を購入し、装飾品 も購入すべし。そうすれば、関連して働いている人達に仕事が生まれ、皆が潤 うからだ。」

2)不況のとき、購入すれば、安く買える。また丁寧なあつかいも受ける。家も  ていねいに建ててくれるだろう。結局得する。

3)一番いけないのは、成功した人が、世間の風潮に追随し、倹約に走り、お金  を使わないことだ。そうなると世の中はますます不景気になる。物は売れな  くなり、失業者は社会にあふれる。危険な世の中になる。という主旨でした。

* 松下幸之助氏の言っていることは、究極のデフレ対策であります。お金持ち がお金を使わないからよけいに不景気になったのだ。という論法。正論です。   私はお金持ちでないから今ひとつピンときません。が、真理だとは思います ね。

* 高知にも来年3月、縁あってルイ・ビィトンの直営店が出来ます。この際お 金持ちの皆様にはどんどんお買い物をしてもらいます。車も住宅も衣料品も購 入していただきます。それは浪費ではありません。社会貢献なのですから。

* 人口比で100人に1人はお金持ちだと言われる日本。お金持ちの皆様、デ フレ時代の今こそ、松下幸之助さんを見習ってお金を使ってください。お願い します。  

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2002年3月1日