国内旅行は絶好調なのか?  

 今日のテーマは「国内旅行は絶好調なのか?」です。 消費不況のなか国内旅行人気が継続しています。昨年9月の米国での連続テロ以来、海外旅行は減少、その分国内旅行ブームになっています。

 なかでも昨年開業した大阪市のユニバーサルスタジオと、千葉県浦安市のディズニー・シーは堅調です。客足を落とした沖縄も回復の兆しが見られます。北海道や国内温泉地も順調のようです。四国は横ばいのようなのですが。。。。

1)ユニバーサルは軽く1000万人を超えました。沖縄への修学旅行生の吸引という 要因もあります。やはり大都市部のテーマパークは強いです。

2)同じ都市部でも、横浜市のドリームランドや川崎市の向ヶ丘遊園は閉園しました。やはり再投資が常に出来る仕組みではないと都市型テーマパークの運営は難しい。

3)国内でも特色のある観光地が集客しています。四国はよほど頑張らないと、例年並の数字は見込めません。

* かつての団体旅行の時代ではありません。家族による小旅行、グループによる旅行になっています。

* 田舎の良さを都市部の人達に認知させる活動が必要です。エコツーリズムとか田舎主義をPRすべきです。それにはコーディネイトする能力が必要です。

* プロ野球高知キャンプは再来年には1球団もなくなる可能性があります。   これなども国内旅行の大きな資源なのです。従来は高知は活用方法が下手でした。なくして初めて価値を知ったようです。巻き返しに期待したい。

* 田舎物の独りよがりではなく、十分に検討して大都市部に提案すべきだろう。

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2002年3月1日