ワークシェアリングは効果があるのか?

 今日のテーマは「ワークシェアリングは効果があるのか?」です。

 2002年も3月になり、日本経済はますます不況になりました。大型倒産だけでなく、中小零細企業の倒産は多発、4月からの医療費など公共負担の増大もあり消費は冷え込んでいます。

 そんななか最近、政府も連合などの労働組合も「ワークシェアリング」という言葉を使用しています。仕事を分け合うことなのですが、果たして効果があるのでしょうか? 

1)        オランダが有名で、パートと正社員の賃金待遇を同じにして、差   別をしないというのが原則です。

2)        雇用を守るために正社員は賃金が下がり、パートは上がるようで    す。正社員の残業を廃止し、その分、パート社員を雇用する。それ    が原則。1人の仕事を、2人で分け合う考え方です。

3)        オランダでは成功し、失業対策になりました。果たして日本で成    功するのか疑問です。

                高知で実施するとすれば、県庁、市役所からではないでしょうか。

                時間外での残業を、パートに委託し、仕事をつくります。予算編成    の時期、現業部門などが想定できます。

                市役所が夕方行う、地区懇談会などもワークシェアリングの対象で     す。

集会の司会、進行、告知、報道、まとめなど市役所職員が残業してやるのではなく、高知シティFMが、ワークシェアリングでやればいいのです。可能性はあると思います。

                結婚、出産で退職した女性、中高年、高齢者雇用、障害者雇用などにも、導入されるべきであると、考えます。



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2002年3月1日