インフルエンザ対策は?  

今日のテーマは「インフルエンザ対策は?」です。  空気が乾燥し、寒い季節になりました。毎年1月、2月はインフルエンザが流行します。今年は4年ぶりの流行の兆しがあり、「A型香港型」と「B型香港型」が、昨年同時期の4倍の発生が予想されています。過去には「スペイン風邪」などが大流行し、多数の死者を全世界ででしたこともありました。対策などはどうなっているのでしょうか?

1)インフルエンザもインフルエンザ・ウィルスで引き起こされます。毎年形が変化し、 発生します。ワクチンがあり、予防注射もありますが、義務化されていません。効果はないことはないですが、ウィルスは常に変化していますので、万全ではありません。

2)高齢者が多数入所している介護施設などは集団感染の恐れがあります。閉鎖的な施設 で、換気も同じ部屋ですと、集団感染する恐れがあります。高齢者は抵抗力がないだけに、安心できません。

3)若い人も油断できません。年末年始は多忙で、懇親会の時期でもあり、胃腸も弱っています。単なる風邪だと思い、自己流治療をしているうちにこじらせる例があります。新型ウィルス流行の折には、養生し、無理をしないことです。

*インフルエンザ・ウィルスは、静電気同様に乾燥した空気に生息します。空気を乾燥させないこと。のどや鼻なども乾燥させないことです。通俗的な対策ですが、うがいをすることと、外出から帰ったら手を洗うことでしょう。

*予防注射は義務化していません。場合によっては必要かもしれません。ワクチンも全然現状では不足しています。人に脅威を与える新型インフルエンザが発生した場合の対策は国として考えるべきです。

*「スペイン風邪」のように過去の歴史を検討する必要もあると思います。予防注射は効果があると思います。どうしても心配な人はされたら良いと思いますが。

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2002年3月1日