CO2の外国からの排出権買取は順調なのか?

 今日のテーマは「CO2の外国からの排出権買取は順調なのか?」です。日本政府は、カザフスタン政府との間で、日本側が同国内の火力発電所を改修する見返りに、二酸化炭素(CO2)の排出権を取得する契約を締結しました。、海外での温室効果ガス削減分を自国の削減量に加える方式を利用する予定です。排出権取得で日本が契約を結ぶのは初めてです。国内での二酸化炭素の削減は困難を極めています。この方式は注目されますが?

1)個人部分のCO2の削減をしませんと、京都議定書による約束 事、国際公約(  1990年水準より6%削減)達成できません。しかし現実には夜型生活者  の増加や、ITの普及などがあ りむしろ個人レベルでは増加しています。

2)途上国の排出規制がないことに米国は反対し、京都議定書 に調印しません  でした。ならば日本のように、途上国の環境 対策を支援し、CO2の削減に貢  献し、その分を「買い取る」ことで良いのではないかと思います。

3)日本の近隣諸国、とくに中国の工業の発達は目覚しい。し かし公害規制は  甘く、窒素酸化物や、有害物質の排出も大量 にされています。森林の砂漠  化も急速に進展しています。中 国への支援と「買取」は重要だと思います。

* ODAの支援も環境対策中心になりつつあろうでしょうが、より シフトすべき  でしょう。

* 日本が初めてらしいです。他の先進諸国も、とくに米国は実 施いただきた  い。欧州は厳しい規制を自らに課していますから、あまり関心はないようで  すが。。。。でも途上国が工業化する場合の問題がありますので、この方式  の活用が望まれます。

* データはないのですが、戦争にともなうCO2排出量はどうな るのでしょうか  ?  無駄なエネルギーの浪費だと思います。艦艇の廃熱、戦闘機 の排出量  も馬鹿にならない数量だと思いますが・・・・・。  

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2002年3月1日