バイオガス発電は実現するのか?  

 今日のテーマは「バイオガス発電は実現するのか?」です。高知では垣内が、計画しています。構想によりますと高知県内から1日に10トンの生ごみ、食品廃棄物を収集して、施設を利用して発電と、堆肥をこしらえるという遠大な構想のようなのですが?

1)高知工科大学起業家コースに提案者の方は在学されています。工科大学の 支援もあり、実現できる可能性もあります 。

2)食品廃棄物を発酵させ、そのガスで発電するというもので す。しかし発電量  はそれほど大きくはありません。運転施設 の一部の電力を賄うことが出来ま  す。

3)高知の場合、食品廃棄物を1日10トン収集し、施設に運搬 することが、困  難であると想定されています。収集・運搬の 問題があります 。産業廃棄物  業者が数社に限定されている 高知市の現状も 新規参入を困難にしています  。

*行政側(高知市)の支援、補助も必要です。事業費の半分は  行政に負担いた だかなくてはなりません。それだけ公共性の高い事業と言えます。

*現状は生ごみはすべて「焼却する」方針が主流のごみ行政。高知市も新清掃工 場を300億円の費用を掛けて新設したば かり。しかし手を打たねばすぐ限界 になります。

* 計画では東部環境センター(くろしおアリーナ隣)に併設 予定です。神奈川  県などでは実現の可能性が大きいです。

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2002年3月1日