浦戸湾を県民市民の宝物として再生しよう  

 今日のテーマは「浦戸湾を県民市民の宝物として再生しよう」です。今日もゲストは高知港ハーバーリフレッシュ検討委員であり、高知NPO「浦戸湾みらい会議」事務局長をされています漁師明さんに来ていただいています。         浦戸湾は高知市と密接に関わりがあります。鏡川他7つの河川が注いでいます。戦前は沿岸に料亭が建ち、巡航船も行きかっていました。釣りや水遊びなどでも、当時の市民は最大限に浦戸湾を活用していました。戦後南海大地震の被害や、昭和45年の台風災害の被害から、浦戸湾は高潮防波堤で囲われ、市民と疎遠な存在になりました。                             「浦戸湾みらい会議」では、様々な事業や調査活動を市民とともになさっています。どのような活動をされていて、また市民や行政に訴えることはどんな事なのでしょうか?

1)自然の浄化槽言われる干潟を再生して、自然の浄化機能を高める環境をこし  らえます。行政と市民と企業のパートナーシップで、将来環境調査に参加し  た子供たちの夢「浦戸湾で泳げるようにしたい」を実現したいです。

2)行政と市民のパートナーシップを確立します。行政の考える長期構想に関し  て、市民・生活者の観点から計画段階から参加し、「市民・生活者」の視点で  提案します。

3)他の市民団体、企業とも協力して、情報を交換し、行政とともに協業体制を  構築します。浦戸湾を市民の財産として後世に残したいのです。

* 高知市はコミュニティ計画の推進がされています。現在16の地区で「コミュ  ニティ推進市民会議」として活動しています。

* 最近は国や県でも政策決定や、事業実施に際し、住民の意見を反映させる取  り組みもされています。

* 浦戸湾みらい会議のなかの専門部会として「色彩部会」も設立します。色彩  は快適性や地域イメージを高める重要な役割を持っています。この部会では  混色騒然とした浦戸湾を色彩の面から見直します。

   漁師明さん提出の文書へのリンクはこちらからです

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2002年3月1日