高知市災害調査協力員について

 今日のテーマは「高知市災害調査協力員について」です。地震や大水害はいつ襲来するかもしれません。高知市は市内の地域に災害が発生した場合、民生委員の協力得て、災害応急対策を的確に実施するために、各地域に高知市災害調査協力員を設置しています。

 民生委員の担当地区ごとに、おおむね50世帯に1人の協力員が配置され、高知市全体では1800人いるそうです。その役割などはどうなっているのでしょうか?

1)実は私は、ある町内の「災害調査協力員」になりました。町内でお世話をさ れている民生委員の方から依頼されました。「筋から筋までの道路の両側の住 民への災害時の被害の調査をしていただきたい。」と言われました。

2)高知市から渡されたパンフによりますと、「担当区域の被害状況の把握と連  絡」「救援物資支給などの協力」「災害時における民生委員への協力」と」  なっています。

3)民生委員の方が、担当する区域内の住民の中から推薦し、高知市民生委員児  童委員協議会が委嘱しています。

* 私の場合は担当地域の建物は20棟です。なかには集合住宅、アパートがあ  り、完全に住民全体を把握していません。ごみなどもまともに出さない人や  、町内会に入っていない人もいますので、把握しきれません。

* 万が一の災害時に備え、できる限り、世帯の人数把握には努力しています。  それでも賃貸マンションやアパートは出入りが多く、未だにわかりません。

* 日頃から町内の人達とは挨拶をし、この家には何人いるか、どういう年齢の  方が住んでおられるかを気をつけています。集合住宅のかたもめんどくさら  がずに町内会へ入会し、当番業務(不燃物の整理の担当など)をやっていた  だきたいです。

* 現在の制度では、積極的に情報を発信しない(つまり町内の業務をしない市 民)には 、災害時には救援の手がなかなかいかない仕組みです。この業務はボ ランティアですので、それ以上の活動は無理なのです。

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2002年3月1日