シネコン問題の本質とは
今日のテーマは「シネコン問題の本質とは」です。高知市建築審査会は半年の審議の結果、「イオンへのシネコン建設問題」の建築不認可した高知市長の見解を支持しました。郊外型量販店へのシネコン設置は出来なくなりました。
理由は「市長の不認可処分が行政の裁量権か否か」の判定でしたが、その「範囲内である」という結論でした。昨年から大きな話題を提供したシネコン問題。結論には何か釈然としないものがあるようですが。
1)当然だと思います。シネコンが中心商店街とイオンとの「利害の対立」という ものでしたから。これでは釈然としません。
2)むしろ高知市の中心部を従来の中心商店街におくか、秦南町に置いたら良い のかの「論争」であります。どちらがより「公共性」があるのか。その論争 が出来るのでしょうか?
3)多分出来ないと思います。工場跡地に突然現れた巨大量販店。誘致されたわ けでも、市民の要望で出来たわけでもありません。公共性など最初からない のですから。
4)商店街にも公共性などありません。彼らこそ商店の近くに 居住するべき です。イオンが午後11時まで営業しているのに対し、商店街は午後7時には店 じまい。せめて9時までは営業するべきです。
* イオンの周辺道路である北部環状線。大手外食産業の店舗は立地していませ ん。理由は背後地がなく、発展が見込めないからです。
* むしろ33番地どうりから、高知インターまでと、高桶の 再開発地区がより発 展するでしょう。その証拠に外食産業の店舗、郊外型の葬祭会館が2軒も立地 しています。
* シネコン問題に終止符が打たれました。これから本格的な再開発の事業を展 開すべきです。
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