人間にやさしい都市づくりは可能なのか?  

今日のテーマは「人間にやさしい都市づくりは可能なのか?」です。今日もスタジオには都市問題に詳しい、福井てる衆議院議員に来ていただいています。大都市でも地方都市でも日本は自動車中心社会になりました。経済成長を支え、勤労者 の10人に1人はなんらかの形で関わっています。しかしは排気ガスなどの環境問題や、都市がスプロール化し、分散していく効率の悪い都市構造も生み出してしまいます。人間にやさしい都市づくりは可能なのでしょうか?

1)ある学説では「半径1・5キロ以内で用事が足せる街」が理想です。幼児でも高齢者 でも買い物をし、行政関係の用事も、文化事業や、地域の行事にも参加がしやすいとと言われています。

2)路面電車やバスも低床式のものを多数導入し、交通バリヤフリーを実施すべきでしょう。高知市内中心街は、自動車による交通をやめるべきではないでしょうか? 徒歩、自転車、バス、路面電車で移動するようになれば、環境にも人にもやさしい高知市になります。

3)高知市内中心部は樹木や街路樹が少ないです。電車どうりなどは、車道を1車線狭め歩道を広くすべきでしょう。路面電車も道路中心部ではなく、歩道側に寄せるべきです。今後の高齢化社会を見据えた都市改造対策です。

* 「都市の規模を縮小する」都市戦略をすべきです。車やIT技術を上手に使いたいです。車を敵視しているわけではありません。高齢者が多数をしめる社会に都市を改造することです。

* 道路も行政施設も、商業施設も住宅も大改造すべきです。出入り口にスロープをこしらえる程度ではありません。すべてをバリヤフリーにするべきなのです。

*ITも社会のバリヤフリー化を推進させるために活用すべきでしょう。    1200兆円の個人資産は高齢者が大半所有しています。その資産を社会のために 活用していただくべきなのです。   

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2002年3月1日