今日のテーマは「高知市政の課題は何か?」です。
今年10月には,高知市長選挙も行われます。また昨年10月には、このコーナーでも1ヵ月間「高知市政特集」を行いました。また12月には,市長以下市幹部が出演した番組も作成しました。
身近な役所でもあり、日常生活全般に関わりのある市役所。むしろ課題がありすぎるのではないでしょうか?昨年は「シネマコンプレックス問題」「エコサイクルセンター問題」などが注目されました。あらためて高知市政の課題は何なのでしょうか?
1)高知市の問題点は、都市づくりのビジョンが、今一つはっきりしないことです。
モデルなり,目標とする都市が見当たらないことです。松尾市長は「元気都市」「竜馬都市」を語
りました。平易な言葉で語っていただきましたが、今1つイメージが湧きません。
2)4月に開館する高知市民総合プラザーかるポートも大きな問題です。
高知市民の生命と財産を守るためのポンプ場施設の維持費用が年間約5億円。しかしかるぽー
とは、1つの施設で約3・5億円かかる予定です。財政構造改革の最中に大きな負担です。
3)三里地域のエコタウン構想。住民との合意形成が出来るかどうか。高知市は「ゼロミッション計画
」を立てています。将来国際環境基準のISO140001を取得する予定です。それだけに合意形
成の有無は大問題です。
4)高知市の都市構造改革問題。中心市街地の再開発と人口増加。周辺部の開発抑制と自然保
護。魅力ある地方都市になり発展するのか、ありふれた地方都市になり衰退するかの瀬戸際
です。
* 市民参加のまちづくりの検証作業が必要でしょう。
それには市職員全体の意識変革が必要です。市民各位も参画意識をもつべきでしょう。
* 「小学校単位のまちづくり」が理想です。町内会や体育会,消防団,各組合,団体を超えるネット
ワークが必要な社会です。
* 市町村合併の議論も結構ですが、「環境」と「市民参加」のキーワードを忘れてはいけないと思い
ます。