花火大会は鏡川でこれからも良いのか?

 今日のテーマは「花火大会は鏡川でこれからも良いのか?」です。

今年も高知市の花火大会は8月9日に、鏡川にて盛大に行なわれました。

 長年市民に親しまれています。数千万の費用をかけ、西日本有数の高知市の花火大会。これからもなぜ鏡川での開催にこだわるのでしょうか?

 また他の地域、(浦戸湾)での移転などは考えられないのでしょうか?

 産業振興部観光課高橋政明課長補佐に、取材いたしました。

1)平成10年に大原町の高知市陸上競技場(りょうまスタジアム)の改築にあたり、鏡川

  以外の場所を検討しました。浦戸湾、高知新港、など候補がありました。

   警察、消防、花火業者との協議を繰り返しました。交通問題、航路規制、警備体制、

  観覧距離から、適地はないと判断し、鏡川が結局残りました。

2)打ち上げ位置と観客の位置が比較的近いので、打ち上げ花火の爆発音の振動を楽しみに

  している市民も多数います。鏡川で打ち上げている花火は小型で連続発射される「スターマ

  イン」が主体です。保安距離も問題はありません。

3)検討の結果現在位置に定着しています。当面変化はないでしょう。

* 鏡川花火は限界であると思います。音の恩恵を受けるのは一部です。

  それに市街地が年々明るくなり、花火本来の美しさを味わえません。

* やはり浦戸湾開催を真剣に考えるべきでしょう。より広範囲で市民が見物できるか

  らです。93年の高知青年会議所花火大会では見物範囲が広いので、護岸や海沿いの住宅や 

  駐車場で花火見物市民は「大宴会」をしていました。皆十分に楽しんでいました。              

* 背景が暗いと花火はより美しく見えるのです。 

* 浦戸湾での開催資料は、ダンボール箱にいれて私が保管しています。

  市役所観光課も平成10年には検討資料を借用に来ていました。しかしその「検討会」に

  は呼ばれませんでした。ちゃんとした調査をしたであろうとは思いますが、その場で、

  意見を述べたかったと思います。

 

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2002年3月1日