高知市文化プラザはどんな施設?

 今日のテーマは「高知市文化プラザはどんな施設?」です。今までも2回高知市文化プラザにつきましては、番組でも取り上げ、コメントしてきました。

 しかし現在建設中の高知市市民プラザ「かるぽーと」は、一体どのような機能を持ち、役割があるのか、従来は不明でした。大変大きな建物であり、建設費用も200億円にもなる高知市文化プラザ。

 どのような施設なのでしょうか?

 高知市教育委員会社会教育課主事、高知市文化プラザ開館担当の祖父江建樹氏に取材いたしました。

1)施設内容は1085人の文化ホール、200人収容の小ホールがあります。

  ギャラリー(展示室)が大小5部屋あります。漫画家横山隆一記念まんが館。

  公民館施設が八階から11階までとなっています。

2)来年4月開館の予定です。内部にある横山隆一記念まんが館では、企画展示や

  高知出身の漫画家を紹介するギャラリーも併設されます。

3)運営主体は(財)高知市文化振興事業団です。問題の維持管理費用については、

  教育委員会社会教育課名での文書による回答がありました。

  「実施設計段階でおよそ3・5億円を想定。人件費、事業費は各種文化振興事業の

   量により変動する模様。全体収支としては、維持管理費にさらに負担額が必要である 

   と考えている。」との事です。

4)開館記念事業については、10月以降に公開される予定です。

* 何度も指摘している事ですが、この施設の「公共性」「公益性」はどこにあるのだ

   ろうか?市民の負担は年間3・5億円程度で済むのだろうか?

   現在のところ情報収集の方法がないので不明です。

*  しかし約30メートルの高さのガレリアというガラス張りの吹き抜け構造。西日がまともに

   あたって夏場は冷房経費が大変そうである。

*  何度も指摘してきましたが、高知市内でプロの音楽演奏を興業しているプロモーター

   会社には1度のヒアリングも、施設設計時の「相談」も皆無でありました。そんな状況で「使い

   勝手の良い」文化施設が出来あがり、運営できるのでしょうか?大いに不安です。

*  土地さえあれば簡単な文化施設が10年くらいのレンタルシステムで出来あがる

   ものもあります。下にそのホームページアドレスを示します。

    http://www.zepp.co.jp/

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2002年3月1日