シネマ・コンプレックスは必要な施設なのか?

 今日のテーマは、「シネマ・コンプレックス」(複合映画館)は必要なのか?」です。

8月13日イオン高知ショッピングセンターが、シネマ・コンプレックスを施設内に併設許可を高知市長に提出していましたが、自主的に取り下げました。

 高知市議会では、「20対16」で反対意見が多数でした。松尾市長の判断が注目されていましたが、イオン側が取り下げたことにより、仕切り直しになりました。イオン側は市民の動向も含め「いったん取り下げ、再度申請する」方針です。この問題はどうなるのでしょうか?

1)イオン側は、市民への署名運動や、市議会にも働きかけるとの予定です。

  またバリヤフリーにし、障害者への配慮も施設改良にするそうです。

2)一方中心市街地商店街も単なる「商店街エゴ」では、広範な市民の支持は

  得られません。郊外型量販店、専門店のあいつぐ進出で、中心街は「空洞化」

  しています。まちづくり機関(TMO)の成果が、中央公園北口の「雨傘」だけでは

  寂しい。

3)映画関係者、愛好者の意見集約も大切。大都市のシネマ・コンプレックス

  は「はやりもの映画」ばかり上映する傾向。いわゆる名作や、インドやイラン

  などの映画などはあまり上映されない。

* イオン高知ショッピングセンター用地は、工業専用地区です。都市計画用途

  の変更が必要。「公共性」が当然要求される。

* ただこれ以上社会資本が整備された中心市街地が「過疎化」するのは

  反対。全くの思い付き私案であるが、建設中の「高知総合プラザ」を

  シネマ・コンプレックスにすれば、万事解決とは思いますが・・・・。

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2002年3月1日