のなかに、応募作品として「20年後の高知市の姿」をテーマに小中学生の図画作品が掲載されています。
入選作品も応募作品を見ましても、「川遊びをする子供達」「森が都市にある
高知市」「鳥や昆虫達と一緒に暮らす」ような自然と共生する暮らしを描いた作品が多数を占めています。未来型の都市の姿は意外にも少数でした。
これはどう考えれば良いのでしょうか?
1)以前にも図画の募集を見たことがありますが、傾向は同じです。
魚とりをしたり、泳いだり、釣りをしたり、豊かな自然環境のなかでの暮らしが多数派
でした。
2)子供の健全な精神状態を現しているのでしょうか?ゲームばかりして、
インドア派かと思いきや、意外にも自然志向、アウトドア志向です。
3)図画作品が子供達の「願望」であるとするならば、高知市の都市づくりは、
子供達の期待に応える事業を展開すべきでしょう。
* 高知市民憲章があります。そのなかに「澄み切った空、明るい太陽
広い海 緑の山々 この美しい山河に、私達の先人は自由民権の思想
を開花させました。」とあります。
スローガンに「鏡川を清潔なまちのシンボルにしましょう。」とあります。
* この決意表明を「本気」で実行すれば良いのではないでしょうか。
鏡川で再び泳げるようにし、魚釣りも出来、樹木が豊に生い茂る高知市
づくりをやればいいのです。
* 市民憲章の精神を実現する都市づくりを行なう。「元気都市」とか「竜馬都市
」とか訳のわからない都市像は市民に混乱を生むだけです。目標は子供に
も理解出来る明確でなければならないのです。