今日のテーマは「どうなった松山市営競輪存続問題」です。近年の不況で地方の公営ギャンブルの売上は低迷しています。松山市も同様で「施設の老朽化」「車券購入者が高齢化」「売上低迷と赤字の拡大」が悩みでした。
昨年中村松山市長は厳しい経営改善案を提示しました。「税金を投入しない独立採算」「収益事業の確立」「競輪施設場の移転」「従業員の賃金体系の見直し」を
した結果、移転新築し再出発することになりました。この問題高知市も関係あるように思えますが。
1)高知も同様の問題があります。現在は高知国体関連で「りょうまスタジアム」
として競輪場も新設され現在売上は好調です。しかし不安もあります。
2)松山市は中村市長が大変な覚悟と指導力を持って、従業員組合と交渉、合理化
案も取りまとめました。税金を投入することなく競輪事業の収益事業だけで
経営再建すると言うものでした。
* 高知の場合、県関係の高知競馬、市関係の高知競輪の将来はシビアでしょう。
利害関係者も多い。
* 独自事業に税金は投入しないという松山市の姿勢は評価できます。
高知市も近い将来同様の問題は起こるだろう。その場合は市長の
指導力が問われます。