台風、大雨への備えは十分なのか?

 今日のテーマは「台風、大雨の備えは十分なのか」です。

大雨は1998年の「98水害」が記憶に新しいですが、大きな台風は最近高知県には

襲来していません。

 9月は「210日」(にひゃくとうか)と言いまして、昔から台風襲来への格言も残されています。市民としての台風や大雨への対策はあるのでしょうか?

1)高知市内の公共下水道の雨水処理能力は「時間雨量77ミリ」です。

  それを目安にしてください。98水害の折は、一時100ミリを越えていました。

   そうすると処理能力以上の雨水は当然「オーバーフロー」します。浸水する

  恐れはあります。

2)現時点で考えられる全国トップクラスの「雨水処理能力」です。

  それ以上の処理施設は困難です。市民は「大雨情報」を入手し、独自の

  浸水対策を早めに立てる必要があります。

3)98水害後、車輛保険に加入される人が増加しました。自動車はハンドル

  付近まで浸水すれば再生不可能です。自己防衛の意識は必要でしょう。

* 行政側が「災害対策」を100%行なうのは不可能です。

* しかし一番大事なのは適切な情報伝達です。高知シティFMもその役割を

  担う放送局になるべきでしょう。高知市当局も高知シティFMの活用を考慮す

  べきでしょう。

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2002年3月1日