5月9日(水)高知市交通局をつくれ

 高知市は32万人の市民が居住する都市です。同時に高知県の県庁所在地でもあり、行政機能も集中した都市でもあります。通勤、通学、通院、購買など周辺市町村からの移入人口も多く、実質50万人都市を形成しています。

 今日のテーマは「高知市交通局をつくれ」です。交通問題専門の部局を独立して、権限のあるものにということなのですが、意義目的は何なのでしょうか?

  • 高知市の交通は周辺部から車輛が中心部へ流入し、通過して周辺部へ流れています。バイパス道路が発達していないため、すべて中心部に一度引き込んで、周辺に流れる道路構造になっています。
  • 高松市や徳島市も同じです。わざわざ交通渋滞になるように道路がこしらえられています。これでは都市環境が悪化するのは当然です。
  • 高知市交通局をこしらえることによって、市民各位に「環境に負荷をかけない」交通手段を開発することです。
  • 具体的には、低い床の路面電車、低い床の路線バスを導入し走行させます。高知市内周辺部に「パークアンドライド」用の大規模駐車場施設を設置します。路面電車、路線バス運賃に補助を出し、料金を格安にします。

※交通問題の解決は、すなわち環境問題の解決でもあります。

※河川の活用も防災時に考えるべきでしょう。とくに災害時に堤防道路の走行車線の確保が大事です。また浦戸湾の活用も大事です。

※普段の交通対策は環境問題に通じ、災害時の対策は危機管理に通じます。

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2002年3月1日