評価できる「がんばらない宣言」 今日のテーマは「評価できるがんばらない宣言」です。 岩手県の新聞広告「がんばらない宣言」が反響を呼んでいます。経済効率主義の価値観を転換する言葉として良い印象を与えているようです。 「スローフード」や「スローライフ」という言葉も普及しています。また今年は江戸幕府400周年にもあたります。そんなブームのなかでの岩手の取り組みは評価を受けました。従来は宮沢賢治のイメージでしたが、今回の広告は同県出身の作家椎名誠氏らが関与しているそうです。「岩手に行きたくなった」とのはがきや電子メールも岩手県庁に寄せられているとか。面白い試みだとは思いますが? 1)「独自の地域づくりをめざす」意味でこしらえたそうです。椎名誠氏と岩手県知事が北 上川で対談したり、岩手の自然の良さを話し合ったりしたそうです。 2)岩手県議会では「どういう趣旨か」「がんばっている人にがんばるなというのか」と 質 問まで出されたとか。言葉の力は大きかったようです。 3)暗いイメージ払拭には役立ったようです。従来岩手と言えば石川啄木や宮沢賢治、 小岩井乳業の印象しか思いませんでした。「固定概念」を打破したコピーは良いと 思います。 * 高知も「坂本龍馬」や「酒飲み」のイメージを払拭した広報戦略が必要です。 * 橋本知事4期目のテーマもそれでしょう。「仕上げの時期」です。 高知県のイメー ジづくり、ブランドづくりを真剣にやっていただきたい。 それはある意味「プロの仕事 」が必要であると思います。 * 言葉からいろいろ誤解があり、岩手県議会でも質問戦になったようです。しかし、 良いいイメージもありますので、広報戦略は大成功です。 |
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人目のゲストです 2002年3月1日 |
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