やはり地方も高速道路は必要 今日のテーマは「やはり地方にも高速道路は必要」です。9月16日に高知自動車道路「伊野ー須崎」間が完成しました。渋滞する国道56号線の土佐市、須崎市を迂回する為、高知県西部の県民には朗報です。しかし政府は「高速道路の延長には採算性を考慮し、慎重に対応する」との見解を出しました。首相の諮問機関である高速道路民営化検討会でも「地方の採算性の合わない高速道路は凍結する」見解を出しています人口の少ない高知県には高速道路は必要ないのでしょうか? 1)私も商用で中村市へ行くことが多いです。片道が約3時間近く時間帯によっ てはかかり、土佐市と須崎市の渋滞にはうんざりしていました。須崎市までの 高速道路は時間的には30分程度の短縮です。しかし疲労度が違います。 2)快適に走行できました。ということは走行車両が少ないからでしょう。それ は四国の高速道路全体に言える事です。いわゆるXハイウェーのおかげで、四国 四県の県都は近くなりました。これは大変なことです。従来は知事会議をする にも一度大阪へ出て行った方が早いと言われていたぐらいですから。 3)高知県は中村市までは高速道路は必要です。そうでなければ、幡多地区は発 展しません。現在足摺岬は「日本で一番不便な観光地」と言われています。高知 空港から片道 6時間。高速効果で5時間30分。「あわてるな足摺岬はすぐそ こだ」との看板もありますが、遠いことにはまちがいありません。 * 電気や電話は過疎の村にも引かれています。宅配便や郵便も配達されます。 高速道路もこれらと同じ「社会基盤」であると思います。 * 都会の収益で田舎の高速道路をこしらえればいいのです。都会は人も水も自 然も田舎から奪っています。だから高速道路は全国主要都市、拠点をつなぐ日 本の動脈として整備すべきでしょう。 * 凍結ということは、そこから先の組織は「壊死」してしまいます。都会人の 経済的にも恵まれた人たちだけで民営化の議論をするのは危険だし、おかしい と思いますね。 |
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人目のゲストです 2002年3月1日 |
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