高知駅前再開発事業の展望は? 

 今日のテーマは「高知駅前再開発事業の展望は?」です。

 実はこのテーマ、この番組で何回も取り上げました。連続立体交差事業、土地区画整理事業、関連街路整備事業の公共事業は、県民にも目に触れる形で進展しています。

 しかしJR四国を含む民間企業の再開発事業への参入は低調です。何か具体的な商業施設、公共施設の計画はあるのでしょうか? 

  県土木部都市計画課より,資料を頂きました。 

1)駅周辺には,県,高知市、JR四国、JR貨物の所有地が3ヘクタールあります。

  「誰でも集まれる、便利で高知らしい賑わいのあるまち」となるように関係者は考えて   います。 

2)しかし未だに「核施設」の概要や,具体的構想が見えてきません。以前県も招きでマイ カルの幹部が視察に来たことがありました。しかしその後の不況と、マイカルの破綻、イ オンの近場への進出で、絵も書けない状態になりました。 

* 先行している高松市のサンポ―ト。計画の大幅な縮小。進出予定企業の撤退が起こ   っています。商業集積施設は都市の規模からもう無理です。 

* 行政の総合庁舎のようなものは可能性がある。郵便局、NTT,放送局などが集合した 「インテルジェントビル」。あるいは国,県庁,市役所が同居する「シビックセンター」。そ  のあたりか。 

* もしくは何度も申し上げたが、「コンベンションセンター」は必要。

  その3つぐらいだと思います。可能性がある施設は。 

* 「本末転倒」の再開発事業という「自覚」をもって公共事業をしているのだと高知県庁も 市役所も 思うべきです。未だに再開発が見えない,目的が明確でない事業はしてはい けないのです。

 

 

 あなたは

 人目のゲストです

2002年3月1日