県などが主催する講演会や、シンポジウムにはよく東京から知識人が来ます。
多分人集めの要素もあると思います。しかし地方が一方的に知識を受けたまわる時代ではないとは思いますが。
1)「まちおこし」のシンポジウムなどに、平日の昼間に無理して出かけても、得られる事は少ない。
この種の会合は、県庁あたりが主催していることが多い。参加者も市町村役場の産業経済担当の職員ばかりである。
2)そのばあいのまとめ役は、中央の大学の教授がやったりする。何回か会合へ出たが、関心することは少ない。第一に、高知のような地方都市のことや事情も知っているように思えない。「まちおこし」は実践が第一なので、学者先生の話はそれほど参考になることはないと思える。
3)それに一般論だが、日本の大学は地域社会と連携して、なにかをなしとげた共同研究したような実例はあまりないのではないか。
*地方の自治体ほど、「権威」に弱いのか、中央の知識人を呼びたがる。内容で勝負であって、そのあたりの吟味をしているかどうかは、疑問である。
*地元にも知識人はいるだろうし、まちおこしの経験豊富な人材は存在する。「予算消化型」の事業なら、税金の無駄遣いである。