清流仁淀川を見直そう

 

 今日のテーマは「清流仁淀川(によど)を見直そう」です。愛媛県の石鎚山系のブナ林を源にし、春野町で海に注いでいます。

 仁淀川流域は日本でも有数の大雨が降る地域でもあり、下流域の伊野町、土佐市、春野町は製紙工場が数多く立地しています。清流と言えば「四万十川」が有名です。しかし流域の人口、工場の立地を考慮した場合、「清流仁淀川」は価値があると言えます。どう見直そうというのでしょうか?

1)「灯台もと暗し」で、高知市の隣町を流れる仁淀川は、まさしく清流です。

  都市に近い河川で、鮎が釣れる川も今や珍しい。夏ともなると八天大橋付近の

  河原は、大勢の水浴客で溢れています。

2)なにより水質が四万十川に負けない事実を県民は、認知すべきです。

  県外の知人を案内するときに、四万十川まで行かなくても、仁淀川を案内すれ   ば十分です。

* 伊野町と土佐市の国道の橋付近に、国土建設省が、一部「親水護岸」をこしら   えています。しかし上流域は日本有数の大雨地帯。残念ながら、常時活用でき

  る施設ではありません。

* 仁淀村にある大渡ダム湖の親水公園は必用だと思います。

* 清酒仁淀川や鮎の佃煮などの「ゆかり」の商品も開発されています。

  詳しくは伊野町の公式ホームページを参考まで。

  

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2002年3月1日