どうなった高知駅前再開発

 昨年のこのコーナーで取り上げました高知駅前再開発事業。連続立体交差事業は県が、区画整理事業は高知市が行っています。肝心の高知駅前周辺の「再開発事業」の進展はありません。1年前からこの分野進展がありません。

 土佐経済同友会が、高知駅を直接貫通する南北道路案を提唱しました。しかし行政側は従来案の「迂回式道路」案に固執するばかりです。

 道路案の議論はさておき、再開発はどうなっているのでしょう?高松駅周辺の再開発事業「サンポート高松」も予定の商業施設は進出しませんでした。

 どうなっているのでしょうか?

1)伝え聞く情報だけでは不明です。何せJR側が積極的ではありません。

  商業施設も、すぐ近くにイオン・ショッピングセンターがありますので、高知の

  商圏での立地は不可能でしょう。

2)そうなると、サンポ―トがそうであったように、行政機能の集約化施設しかない

  のでは。国関係の総合庁舎がサンポ―トには出来ました。

  高知駅前には、高知県庁と高知市役所の集約施設「シビック・センター」あたり

  が有力ではないでしょうか?

* 路面電車の高知市北部への延長は必要だろう。自動車交通優先の考えは、

  地方都市では危険である。

* 軌道幅は土佐電鉄とJRは同じである。相互乗り入れをして、もっと便利になれ

  ばいいが。

* どちらにしても高知駅前の再開発事業は、構想すらない。

  コンベンションセンターなどが適切と思うが、県も高知市も検討した形跡がない。

   高知市は単独予算200億円で、高知市総合プラザを建設中であるからだ。

 

 あなたは

 人目のゲストです

2002年3月1日