県政改革は情報公開から

 昨年来から高知県庁は、不祥事が連続して表面化しました。県幹部が関与し、県民に大いなる

失望を与えました。

 それは橋本知事だけの責任ではありません。高知県庁の組織のありかた。仕事のやりかたが、

おかしかったのです。「声の大きな人」「威圧的な人」を優遇する「仕組み」が問題なのです。

 今日のテーマは「県政改革は情報公開から」です。何回も言われつづけたテーマではありますが。

1)橋本知事が就任以来、高知県政の「透明度」は向上しています。全国オンブズマン会議での

  情報公開度のランキングでも上位の方に高知県はいるようです。

2)もっとそれを推進するためにはどうすればいいのか。以前にも指摘しました。県庁の土木部

  と商工労働部の幹部職員は民間企業幹部との付き合いも多い。幹部職員の勤務時間中の

  面談記録は、「必要に応じて」公開を義務付ける必要があるのでは。

3)年がら年中公開せよと言っているのではありません。面談記録は部署で保管していただく。

  県民側が必要に応じて公開を請求した場合に限って、行動記録を公開するだけで良いと思う。

4)副知事と収入役の日程は、知事同様、新聞紙上などで公開すべきでしょう。

* 県議会議長の日程なども、同様に公表すべきであると思います。

* 高知県警の情報も、県民が要求すれば「必要に応じて」公開すべきでしょう。

  情報公開の条件も前向きに対応していただきたい。

* 県議会中継のテレビ中継のありかたに一言。議長側から議員席全体を撮影する。

  居眠りしている議員を大写しにする。それにより議会も活性化する。

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2002年3月1日