生き残れるのか小政党
今日のテーマは「生き残れるのか小政党」です。 昨年年末には、連立与党の一角である保守党ががたがたし、民主党からの離党者も含め保守新党が誕生しました。その直前には民主党も内部が混乱していました。社民党も離党者があいつぎました。今年は前回の衆議院選挙から3年が経過します。小泉首相もころあいを見て解散、総選挙を打つ可能性はあります。
保守新党、自由党、社民党などの小政党は生き残れるのでしょうか?
1)小選挙区制度が確立されましてから、極めて難しくなりました。その選挙区でトップ に ならないと当選できません。小政党では候補者自身の個人的人気でもないかぎり困難 ですね。
2)比例代表でもやはり全国組織が確立されている大政党が有利です。地域政党などが なりたちにくい構造でありますね。
3)消滅のききにあるのは社民党でしょう。伝統ある旧社会党の継承政党ですが、北朝鮮 による日本人拉致問題では対応が悪く、国民的人気は下落したままです。保守新党 も
自由党も他党との連携がなければ存在価値はありません。また民主党をふくめた政 界再編の動きはあるでしょう。
*自民党は安泰かと言いますと、そうは言えません。経済がこれほど悪くなって、政権が 維持できるのはおかしいからです。
*1993年7月に自民党単独政権が終わってから、「連立政権」が継続して10年目で す 。政治改革は進んだでしょうか?何が変わったのでしょうか?何が変わらなかったので しょうか?
*自民党や民主党のような大政党にも不満がある。公明党や共産党の組織政党にも不 満が あります。小政党の存在価値は既成の大政党や伝統ある組織政党に属さない人 もある。存在価値はあるが、次の総選挙が正念場であでしょう。
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